ソードアート・オンライン オルタナティブ ミステリ・ラビリンス 迷宮館の殺人 電撃文庫

紺野天龍(著者), 川原礫(監修), 遠田志帆(イラスト)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2023/12/08
• JAN: 9784049152784

商品レビュー

2024/10/07

ソードアート・オンライン(以下SAO)を舞台に本格ミステリー、しかも遠田志帆の装丁!登場人物のカラー折込口絵あり。SAOの登場人物はほぼ出てこないので、本文中にゲームの仕様は書かれており、殊設定ミステリーとして未読でも楽しめます。主な登場人物は高校生で、幼なじみの男女。ゲームに閉じ込められた事件があったSAOの後に開発された安全なアルヴヘイム・オンラインを楽しんでいると、持ち物にSAOで起こったらしい密室殺人事件の手記がなぜか入っている。二人で読み進めながら謎を解いていくと…。
これはかなり凝った作りになっていて、楽しめました。SAOの設定を最大限に活かしたミステリーです。そういう意味で、本編読んでいた方が良いです。逆にミステリー読みじゃない人でSAO好きだからと手に取ると、がっかりするかも。
図書館でも古本屋でもなかなか手に取れず、久々の新刊購入です。満足。あっ、帯コメントが知念実希人なのもぜいたく。

2024/07/02

すっかり見逃していて、結構探し回って購入しました。
SAOの世界観で本格ミステリーをというコンセプトの1冊。迷宮内に2つのパーティが囚われ、次々と人が死んでいくという展開。雰囲気は悪くない。けどちょっと凝りすぎな感じもします。20層にある迷宮に強すぎる敵、ほぼヒントになってないヒント、一番気になるのは手記の書き手であるイアソンは一度も地下に降りてないのに何故地下のマップがあるのか。
試みは面白いのでこういう遊びは続けてほしい。
あとネタバレになっちゃくかもですが、ちょっとだけ「HALLO WORLD」を思わせますね。

2024/02/04

人気シリーズ【ソードアート・オンライン】を扱ったミステリー作品です！

原作未読ですが充分に楽しめました！

設定を上手く取り入れてますが、ミステリー小説としても面白かった！原作知ってたらより楽しめると思います