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墓じまいラプソディ
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墓じまいラプソディ

垣谷美雨(著者)

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墓じまいラプソディ

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2023/12/20
JAN 9784022519542

墓じまいラプソディ

¥1,760

商品レビュー

4.1

165件のお客様レビュー

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2026/01/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

 墓じまいという時代の変化の産物を通して人々の意識の変化や不満への気づきが流れていく。仏教の諸行無常にも準えてそれまで積み上げて来た価値観ゆえに受け入れ難い墓じまいや樹木葬といった新しい概念や近親者の死や謎のままとなってしまった内心などをを段階を経て咀嚼し受け入れ消化していく過程でもあった。作中に現れるような単純に無知や頑迷を責め立てるような場面も、古い価値観に共感を示した上で新しい価値観への理解や現実的な事例や落とし所を示していく場面も、変化には必要なのだろう。新しいものに拒否感があるのも古いものに愛着があるのも当然どが世界が変わりゆくのもまた当然、自らそれを受け入れる体勢を作り出していくと言う物語でもあるかも知れない。無論受け入れられない家庭や個人も存在していること、しかしそこでの物語や人生も続いていることなど、群像劇になっていることでいろんなケースが総覧できる形にもなっていると思う。  また一つ面白いことに気づいたのだが作中においては死亡してしまった、あるいは既に死亡している人たちの謎や感情などについては一才視点として出てこないのだ。ある意味死ねば終わり、生きている人が大切と言う、ドライでサバサバしてそしてスッキリとした空気感が生まれており、古い墓や家族や性別といったものに対する解体の手となっているのかも知れない。

Posted by ブクログ

2026/01/14

「お墓のことって、いつかは考えないといけないけど、正直後回しにしている」 そんな人ほど、この本は他人事じゃなく刺さってきます。 『墓じまいラプソディ』は、親の死や先祖の供養をきっかけに、「誰が」「どこで」「どうやって」弔うのかという現代ならではの問題に直面する人たちの群像劇です...

「お墓のことって、いつかは考えないといけないけど、正直後回しにしている」 そんな人ほど、この本は他人事じゃなく刺さってきます。 『墓じまいラプソディ』は、親の死や先祖の供養をきっかけに、「誰が」「どこで」「どうやって」弔うのかという現代ならではの問題に直面する人たちの群像劇です。少子化、核家族化、地方の過疎化といった現実が背景にあり、いわゆる“お墓を守るのが当たり前”という価値観が、静かに崩れていく様子が描かれます。 面白いのは、この作品が「墓じまい=合理的で正しい」とも、「伝統を守るべき」とも単純に言わないところ。世代や立場によって考え方がまったく違い、そのズレがとてもリアルです。ある人にとってはご先祖との絆であり、別の人にとっては重荷でしかない。その両方が同時に成り立ってしまうのが、現代の家族の難しさだと感じました。 また、重たいテーマなのに語り口はどこか軽やかで、クスッと笑える場面も多い。樹木葬や改葬費用といった知識もさりげなく盛り込まれていて、「物語として読める社会問題の入門書」のようでもあります。 読み終えたあと、自分の家族や、自分自身の“その後”を考えずにはいられませんでした。お墓とは、過去を守るためのものなのか、それとも生きている人のためのものなのか。本書は答えを押しつけず、「あなたならどうする?」と静かに問いかけてきます。今まさに迷っている人にも、まだ先の話だと思っている人にも、そっと読んでほしい一冊です。

Posted by ブクログ

2026/01/12

変な言い方ですが、とても面白かった! 垣谷さんの話らしく またまた、イヤ~な男性たちが色々出てきました。 五月さんのストレートな発言が痛快で面白かったです。 お墓についてだけでなく 夫婦の姓について、田舎での嫁の扱いなど 色々考えることもあり、興味深く読みました。

Posted by ブクログ