商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2023/11/23 |
| JAN | 9784000237475 |
- 書籍
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その世とこの世
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その世とこの世
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商品レビュー
4.1
44件のお客様レビュー
やさしい。 私が若かりし頃に映画館で観てとてもいいなと思った映画をブレイディみかこさんと谷川俊太郎さんが好意的にとらえてくださっていたのがなんだかとっても嬉しかった。
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対話というよりは、お互いにセレンディピティを取りに行っているような、交差するようでしないような感じが良い。 冒頭の谷川さんのブリティッシュ・ユーモアの返しがセンスあり過ぎる。
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こんな風に文章のやり取りができたら素敵だなぁ,と素直に思った. 大好きな二人の手紙のやり取り. ・・・「鋼鉄爺さんvsパンク姐さん」笑 僕の中では谷川俊太郎さんは「鋼鉄爺さん」だし,ブレイディみかこさんは「パンク姐さん」なのだ. 谷川俊太郎という人は,本当に不思議だ. とても...
こんな風に文章のやり取りができたら素敵だなぁ,と素直に思った. 大好きな二人の手紙のやり取り. ・・・「鋼鉄爺さんvsパンク姐さん」笑 僕の中では谷川俊太郎さんは「鋼鉄爺さん」だし,ブレイディみかこさんは「パンク姐さん」なのだ. 谷川俊太郎という人は,本当に不思議だ. とても優しく,含みを多分に持ち,いくらでも解釈できる余白を残した詩を書く. なのにその奥には,社会を見通す鋭さと,人間への冷静な観察がある. 人間という生き物を,どこか冷徹に捉えている. そして最後には必ず,「それでも生きろ」と言う. ただ漂って生きていればいいわけじゃない. しなやかに,鋼の魂で生きろ. そんな檄を飛ばしてくる. だから僕の中ではどうしてもメタルな感覚になってしまう. 優しい言葉の奥に,鋼の芯が通っている. 一方のブレイディみかこさんは,相変わらずパンクだ. 地べたを這う生活者としての怒りや違和感を,力強く言葉に紡ぐ. 思想を語るときでも,必ず生きる者の感覚を手放さない. 現実の泥の中から,言葉を引きずり出してくるような強さがある. そんな二人が語る「あの世とこの世」. 音楽,人生観,死生観・・・ あの世の代表=谷川俊太郎? この世の代表=ブレイディみかこ? え?なんて大変失礼かつ不謹慎なことを思って,ちょっとニヤニヤしながら手に取った一冊だったけど・・・ 読んで良かったなぁ. ますますお二人が好きになりました! 人を思い,自分を思い,言葉にする. 出来そうで出来ないこのシンプルな難題に,二人はまったく違う方法で答えてくれている. メタルとパンク. 方法論は違うけれど,どちらも同じ方向を向いている音楽だ. お二人のやりとりは,言葉という楽器でセッションしているのを見ている気分だった. この往復書簡は,論争でも対話でもなく, 生きることについての熱い共同戦線のように僕には映った. こんな会話を続けながら歳をとれたら,きっと悪くない人生だと思う.
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