商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 書肆侃侃房 |
発売年月日 | 2023/11/10 |
JAN | 9784863855830 |
- 書籍
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起きられない朝のための短歌入門
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起きられない朝のための短歌入門
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商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
p15の内容を要約するとこんな感じ ↓ 短歌をはじめたばかりのときには、炭酸の入浴剤の泡がブワーッと出るみたいに歌が湧いてくるものだが、それがいったん落ち着いてしまうと、一気にスランプに陥る。 たくさん歌集を読んでいくうちに、今度は自分のつくる歌に対してこんな歌とっくに誰かがつく...
p15の内容を要約するとこんな感じ ↓ 短歌をはじめたばかりのときには、炭酸の入浴剤の泡がブワーッと出るみたいに歌が湧いてくるものだが、それがいったん落ち着いてしまうと、一気にスランプに陥る。 たくさん歌集を読んでいくうちに、今度は自分のつくる歌に対してこんな歌とっくに誰かがつくってしまってるのではないかという恐れを抱くようになる。 この本は、そういう人たちを対象にしている。 まさに私もその状態だったので、二人の言葉ひとつひとつに「プロでも同じ感覚なんだ!」 と安心したり、「自分は間違ってなかったんだ!」と背中を押されたり、「そんなやり方があるのか、やってみよう!」と新たな視点を得られたりしました。 「入門」という言葉がついているけど、どちらかというと、初心者と中級者の間みたいな人に刺さるとおもう。
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「おやすみ短歌」に味を占めて手に取った本。ところがこの本、別に朝をテーマにした短歌を集めた物ではなく、現代歌人2人の対話による、ガチガチの短歌集だった。それでもそれぞれの視点の面白さに引っ張られて最後まで読んでしまいました。片方の歌人の我妻俊樹さんの歌が、並行して読んでいる「海の...
「おやすみ短歌」に味を占めて手に取った本。ところがこの本、別に朝をテーマにした短歌を集めた物ではなく、現代歌人2人の対話による、ガチガチの短歌集だった。それでもそれぞれの視点の面白さに引っ張られて最後まで読んでしまいました。片方の歌人の我妻俊樹さんの歌が、並行して読んでいる「海のうた」に出てきたところがハイライトかな。
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私に知識がないせいで、何を言ってるか半分もわからないけど面白い本だった。笑 ところどころわかるところがあって、特に作りかたのくだりが興味深かったな。こんなふうに作るのか、と思えて。 推敲の時に、単語を「線路」から「道路」「レール」とかに換えてるうちは同じで、「へちま」とかに換え始...
私に知識がないせいで、何を言ってるか半分もわからないけど面白い本だった。笑 ところどころわかるところがあって、特に作りかたのくだりが興味深かったな。こんなふうに作るのか、と思えて。 推敲の時に、単語を「線路」から「道路」「レール」とかに換えてるうちは同じで、「へちま」とかに換え始めると面白いときもあるとか。 助詞とか名詞がどちらが良いか迷う時は、一旦寝かせたり。自分の中から短歌を長芋みたいにうまく掘り出せた、という例えも興味深かった。体型と服が違うように、その人に合う定型の型がある、とか。 それ以外のところはおおむね置いてきぼりだったけれど、最初に言った通り私がついていけないだけで楽しそうな雰囲気があって、面白いなと思った。もっと短歌に詳しくなってから読み直してみたい。 全然詳しくないのだけれど、佐藤佐太郎さんと堂園昌彦さんが好きかも、と思った。 P154 花と灰混ぜて三和土にぶち撒けて夏に繋がる道を隠せり 堂園昌彦 P144,148,150のこの歌とその解説も好き。 秋分の日の電車にて床にさす光とともに運ばれて行く 佐藤佐太郎 散らばりしぎんなんを見し かちかちとわれは犬歯の鳴るをしづめし 葛原妙子 女なること忘れをりしが夏たけて鯉魚(りぎょ)たり夢に濃きやみを泳(ゆ)く 馬場あき子
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