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安楽死が合法の国で起こっていること ちくま新書1759
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2023/11/09 |
| JAN | 9784480075772 |
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安楽死が合法の国で起こっていること
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安楽死が合法の国で起こっていること
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商品レビュー
3.8
59件のお客様レビュー
自分の事が自分で出来なくなって、 自殺することも出来ない状況で何年も生きるのは、 きっと辛い事だろうと思っていた。 そんな状況になった事はないし、 なった時にはまた別の思いが出てくるのかもしれないけれど。 同調圧力が凄まじい今の日本で合法化するべきではない、と強く感じた。 将来...
自分の事が自分で出来なくなって、 自殺することも出来ない状況で何年も生きるのは、 きっと辛い事だろうと思っていた。 そんな状況になった事はないし、 なった時にはまた別の思いが出てくるのかもしれないけれど。 同調圧力が凄まじい今の日本で合法化するべきではない、と強く感じた。 将来は分からないけど、今ではない。 コントロール出来ない痛みと同居しなければならない人に対しては福音かもしれないが、 合法化してしまうと、とめどなく滑り落ちて行く危うさは伝わってきた。 コロナ禍の時にも確かに思ったけれど、 命の選別は人がしていい作業ではないと思う。 限りある医療資源を適切に配分する大切さは理解出来るが、それでも。 知的障害者が適切に医療を受けられない問題は、 日常の職場で大いに経験している。 認知症の人とか、不安神経症の人とかも。 「健康で文化的な最低限度の生活」で、引きこもりの人の避難所収容場面が出てきた時にも思った。 CTとかレントゲンとかの検査、手術、入院。 障害etcなければ普通に提案出来る医療をためらったり、「頑張ってみるけど危ない様なら諦めますね」と予防線を張ったりするのは、当たり前だと思っていたけれど、本来はおかしいんだよね? 知らない事が多すぎた。 ALSで安楽死を依頼した女性が男性ヘルパーの介助を受けなければいけない状況だとは知らなかった。 在宅で介護が受けられる環境だったのに何故? と思っていたけど、40代女性がそんな状況に追い込まれたら、そりゃ絶望するだろう。 乳癌の治療をされていた山田邦子さんが、上半身裸で放射線治療に移動する事に無関心になっていたのが、ある看護師にバスタオルを掛けてもらって、無関心になっていた自分に初めて気がついた、と買いていらした気がする。そういう小さな物語なんだろう、大きな画の前に透明化されているのは。 臓器移植のための安楽死、もショック過ぎた。 自己肯定感の低い自分なら簡単に呑まれてしまいそうだ。自分の存在意義は生きていたい人に臓器を分けてあげることだ、みたいな。 まさにそんな理由で骨髄バンクに登録したし。 もう死にたい。 に対しては、それくらい辛いんだね。 という受容、傾聴、からの、 何が一番辛いかな。 から、一つ一つ妥協点を探して行くしかないんじゃなかろうか、というのがとりあえずの読後の感想。 身動き出来ない身体介護に対しては、 ロボット技術が発展してくれるかも。 意思を伝えられない状態に対しては、 AI技術が進むかな。 臓器移植のドナーにはiPS細胞に期待出来るかも。 世界はきっと良くなると信じたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
安楽死について、この本を読むまでは「死にたいと望む人には、死ぬ権利として認めてもよいのではないか」という考えを持っていた。しかし本書を通して、安楽死はそんなに単純な問題ではないのだと気づかされた。 まず考えさせられたのは、「死にたい」という言葉が本当に本人の確固たる意思なのかという点だ。医師や家族からの無言の圧力、周囲への遠慮などが影響してはいないのか。その言葉をどこまで本人の意思として受け取ってよいのかは、非常に難しい問題だと感じた。 そして何よりも共感したのは、人は極限まで追い詰められた環境や、絶望的な病気に直面すれば、死にたいと思ってしまうこともあるという前提に立った上での著者の主張だった。重要なのは、その本人に安易に安楽死を提案することではなく、なぜそこまで追い込まれたのかという原因に、周囲の人や医師、公共機関が真正面から向き合い、取り除く努力をすることではないかという点だ。 そのプロセスを経ないまま安楽死を選択肢として提示し、実行してしまうことは、社会や医療が果たすべき責任から逃れているのと同義ではないか。本書は、安楽死の是非を考える上で、その重さと危うさを強く実感させる一冊だった。
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安楽死、尊厳死といった言葉を非常に曖昧に認識していたなと気づき。 安楽死先進国の状況を読むに、安楽死が本人の同意の上でのみ行われる、という原則を遵守していかないと確かに非常に危ういものとなっている。 すべり坂として説明されている、基準点がどんどん緩和的方向にスライドしてしまう傾向...
安楽死、尊厳死といった言葉を非常に曖昧に認識していたなと気づき。 安楽死先進国の状況を読むに、安楽死が本人の同意の上でのみ行われる、という原則を遵守していかないと確かに非常に危ういものとなっている。 すべり坂として説明されている、基準点がどんどん緩和的方向にスライドしてしまう傾向など、改めて述べられなければ意識しないのではないか、と感じた。
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