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安楽死が合法の国で起こっていること
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安楽死が合法の国で起こっていること
¥1,034
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商品レビュー
3.8
47件のお客様レビュー
衝撃的な本だった。実は自分が安楽死のことなど何も知らなかったのだということ、自分の中に抜き難い差別意識があったということ、安楽死議論は各国の社会情勢と複雑に絡みついていることなどを突きつけられた。 安楽死とは、 1,現在安楽死が合法化されている国々で、最初に提言されてきたの...
衝撃的な本だった。実は自分が安楽死のことなど何も知らなかったのだということ、自分の中に抜き難い差別意識があったということ、安楽死議論は各国の社会情勢と複雑に絡みついていることなどを突きつけられた。 安楽死とは、 1,現在安楽死が合法化されている国々で、最初に提言されてきたのは、医師の免責だった。 2,安楽死と臓器提供が密接に結びついている。 3,本来は終末医療の一選択肢だったものが、高齢者、身体·精神障害者、ホームレス、貧困者へと地滑り的に適応され、弱者排除の価値観が医療現場、そして社会全体に広がっていく。 4,日本で安楽死が合法化されれば、欧米よりもずっと恐ろしいことになる。 等々、あまりの恐ろしさに戦慄した。
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信州大学附属図書館の所蔵はこちら→ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD04622722
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この本は、安楽死のテーマであるけれど、医療に関するあり方に関しても当事者の家族として、興味深い示唆を与えてくれている。 医療の本来あるべき姿をここまで語りつくしてくれた本はない。 そしてこれが新書として読めることも有り難い。 安楽死の現状を世界の今の流れを基に、一言では語りつくせ...
この本は、安楽死のテーマであるけれど、医療に関するあり方に関しても当事者の家族として、興味深い示唆を与えてくれている。 医療の本来あるべき姿をここまで語りつくしてくれた本はない。 そしてこれが新書として読めることも有り難い。 安楽死の現状を世界の今の流れを基に、一言では語りつくせない複層的な面を紹介して、考えさせる良書である。
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