海渡る北斎 「波の伊八」と19世紀末のインフルエンサー林忠正
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海渡る北斎 「波の伊八」と19世紀末のインフルエンサー林忠正

神山典士(文), 蟹江杏(絵)

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海渡る北斎 「波の伊八」と19世紀末のインフルエンサー林忠正

2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 冨山房インターナショナル
発売年月日 2023/11/04
JAN 9784866001180

海渡る北斎

¥2,200

商品レビュー

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2025/03/19

北斎といえば、『神奈川沖浪裏』。 巨大な波に、富士山。 海外では、ビッグウェーブと呼ばれ、 モナリザに匹敵するぐらい有名だとか。 そのビッグウェーブだが、実は、 北斎のオリジナルではなく、 北斎と同時期に彫師として活躍していた 波の伊八の彫刻作品 「波の宝珠」から、 インスピレ...

北斎といえば、『神奈川沖浪裏』。 巨大な波に、富士山。 海外では、ビッグウェーブと呼ばれ、 モナリザに匹敵するぐらい有名だとか。 そのビッグウェーブだが、実は、 北斎のオリジナルではなく、 北斎と同時期に彫師として活躍していた 波の伊八の彫刻作品 「波の宝珠」から、 インスピレーションを得たのではないか。 という、興味深い内容。 実際、写真を見比べると構図といい、 波の躍動感など本当に良く似ている。 波を横から見るという表現方法は、伊八の 影響がかなり大きそうだ。 今回初めて波の伊八の存在を知ったが、 房総半島に数多く伊八の作品が残っている みたいなので、一度行ってみてみたい。

Posted by ブクログ

2024/05/03
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<目次> 第1章  波に命をかけた男~波の井八 第2章  波に魅せられた男・葛飾北斎 第3章  ゴッホもモネも熱狂した19世紀末ジャポニズム 第4章  北斎と日本美術をプロデュースした男・林忠正 エピローグ  150年を経た「北斎ブーム」 <内容> 葛飾北斎と言えば、欧米では『富嶽三十六景』の「神奈川沖浪裏」。しかしあの波の内側からの描写は並大抵ではできない。そこに波の内側を覗いて、欄間などの彫刻を彫りだした千葉の鬼才、波の井八がでてくるワケだ。さらに、フランスの印象派の人々が、驚愕した北斎を含む浮世絵の描写、モチーフ。それをより広く紹介した男、林忠正。そこをつないで、日本文化の幅広い普及と理解を、日本国内でしようとこの本はできたようだ。

Posted by ブクログ

2024/04/25

北斎のグレートウェーブは、オリジナルでなかったのかー? 波の伊八が偉大な100人に選ばれるべきでないのかー? タイミングと運。 波の伊八をもっと深掘りしたい

Posted by ブクログ