商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 冨山房インターナショナル |
| 発売年月日 | 2023/11/04 |
| JAN | 9784866001180 |
- 書籍
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海渡る北斎
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海渡る北斎
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
北斎といえば、『神奈川沖浪裏』。 巨大な波に、富士山。 海外では、ビッグウェーブと呼ばれ、 モナリザに匹敵するぐらい有名だとか。 そのビッグウェーブだが、実は、 北斎のオリジナルではなく、 北斎と同時期に彫師として活躍していた 波の伊八の彫刻作品 「波の宝珠」から、 インスピレ...
北斎といえば、『神奈川沖浪裏』。 巨大な波に、富士山。 海外では、ビッグウェーブと呼ばれ、 モナリザに匹敵するぐらい有名だとか。 そのビッグウェーブだが、実は、 北斎のオリジナルではなく、 北斎と同時期に彫師として活躍していた 波の伊八の彫刻作品 「波の宝珠」から、 インスピレーションを得たのではないか。 という、興味深い内容。 実際、写真を見比べると構図といい、 波の躍動感など本当に良く似ている。 波を横から見るという表現方法は、伊八の 影響がかなり大きそうだ。 今回初めて波の伊八の存在を知ったが、 房総半島に数多く伊八の作品が残っている みたいなので、一度行ってみてみたい。
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- ネタバレ
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<目次> 第1章 波に命をかけた男~波の井八 第2章 波に魅せられた男・葛飾北斎 第3章 ゴッホもモネも熱狂した19世紀末ジャポニズム 第4章 北斎と日本美術をプロデュースした男・林忠正 エピローグ 150年を経た「北斎ブーム」 <内容> 葛飾北斎と言えば、欧米では『富嶽三十六景』の「神奈川沖浪裏」。しかしあの波の内側からの描写は並大抵ではできない。そこに波の内側を覗いて、欄間などの彫刻を彫りだした千葉の鬼才、波の井八がでてくるワケだ。さらに、フランスの印象派の人々が、驚愕した北斎を含む浮世絵の描写、モチーフ。それをより広く紹介した男、林忠正。そこをつないで、日本文化の幅広い普及と理解を、日本国内でしようとこの本はできたようだ。
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北斎のグレートウェーブは、オリジナルでなかったのかー? 波の伊八が偉大な100人に選ばれるべきでないのかー? タイミングと運。 波の伊八をもっと深掘りしたい
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