商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 晶文社 |
| 発売年月日 | 2023/10/12 |
| JAN | 9784794973856 |
- 書籍
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気はやさしくて力持ち
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気はやさしくて力持ち
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
往復書簡風のリレーエッセイ。 男の子の育て方というテーマだったはずが、どんどん散らかって、散らかしっぱなしになった。三砂さんは最初こそ手探りで書簡を始めるが、だんだんのびのび自由に書いてる感じ。 内田樹はずっと同じような話してるんだなと思い、ほっとするやら懐かしいやら。
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果たしてこれは子どもの成熟に資するのか 最近、成長という言葉に違和感があります。成長することが正義、頑張って成長しよう、みたいな風潮を感じます。 成長するために難しいことにチャレンジする とてもいいことだと思うのですが、成長することが目的で、成長したその景色を楽しむというこ...
果たしてこれは子どもの成熟に資するのか 最近、成長という言葉に違和感があります。成長することが正義、頑張って成長しよう、みたいな風潮を感じます。 成長するために難しいことにチャレンジする とてもいいことだと思うのですが、成長することが目的で、成長したその景色を楽しむということが抜けてるような気がしています。 確か、赤ちゃん学の本だったと思いますが、赤ちゃんがハイハイできるようになったら、すぐに立つ練習ではなく、赤ちゃんにハイハイの景色を思う存分楽しませてあげよう、みたいなことが書かれていて、一度成長したら、まずはその景色を楽しむ、という姿勢が良いなと思ったことを覚えています。 何となく成長には競争の概念が含まれてるような気がします。成長しよう、というより、成長しなくてはならない、みたいな。 内田さんは成長ではなく、成熟という言葉を使っているのが、とても良いなと思っています。 二つの相反することを経験して、その間で葛藤することで人は成熟していく、とざっくり理解しましたが、これはアリストテレスの言う中庸に近いのかもしれません。 なんとなく子育てに正解があるように感じることがあるのですが、その一回があってようが間違ってようが関係なく、長い目で見て、どっしり構えていればいいのかもしれません。自分で考えすぎず、自分が間違えても、誰かが逆のことを言って、中和してくれる。そのくらいの構えでいいのかもしれません。そうすると、いろんな人と出会うことが大切な気がしてきます。養老孟司先生が嫌なことがあったら自然があるところに行って中和していた、と言う話をどこかでしていました。こういう中和をしながら、子どもが成熟していければいいですね。その単体で良い悪いとかではないのだ!
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お二人の往復書簡の話題が、終盤に見事収れんするところに快感をおぼえた。 子育ての根源は子どもの成熟に帰するのか、にあるのだと理解した。
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