商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/10/11 |
JAN | 9784167921101 |
- 書籍
- 文庫
ばにらさま
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ばにらさま
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商品レビュー
3.6
58件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『子供おばさん』が印象的だった。 40代半ばで同じように独身だった女友達の死に際し、自らのこれまでの人生を振り返る主人公。平穏さ、ささやかな幸せの記憶の中に「たられば」、葛藤が去来して切ない。 そんな彼女に女友達が託した遺品は、憐れまれていた自分も案外幸せな晩年を過ごしていたのよ、という主張であったと同時に、これからも人生を歩み続ける主人公へのエールであったのだと思う。
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山本文緒さんの最後の作品集。 「ばにらさま」白くて手が冷たい初めての恋人は、誰もが読めるインターネット上に心のつぶやきを綴っていた。 その内容がなんだか怖い。 人の心の光と闇。 今、ネット上のつぶやきは、良い意味でも悪い意味でも色々な影響を与えているような気がする。 「子供お...
山本文緒さんの最後の作品集。 「ばにらさま」白くて手が冷たい初めての恋人は、誰もが読めるインターネット上に心のつぶやきを綴っていた。 その内容がなんだか怖い。 人の心の光と闇。 今、ネット上のつぶやきは、良い意味でも悪い意味でも色々な影響を与えているような気がする。 「子供おばさん」は、なんだか身近に感じられた。 同じ年齢の女性でも、生き方は様々、生活の様相も異なる。 何もかも中途半端なまま大人になりきれず送り続ける日常。 それでもいいんだと、思えた作品でした。
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なるほど二度読み必至とはあの事だったのか 最初帯から『ばにらさま』が二度読み必至かと思い読み終えて悩んでた どうゆうこと?って 違うお話のことだったのね 『菓子苑』での親子関係は身近な親子でとてもよく似た親子を知っている いるんだよね、ほんと 育て方、間違えるとああなるんだよね
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