商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 原書房 |
| 発売年月日 | 2023/10/02 |
| JAN | 9784562073009 |
- 書籍
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未来地図
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商品レビュー
3.7
19件のお客様レビュー
幅広いテーマで、読み応えある本を次々に書かれている小手鞠るいさん。 2冊目に読むこの本は、離婚をした赤木久児(ひさこ)が、新たな地で中学校教諭になり、人生を再生する物語でした。 誰の人生にも、生涯、忘れ得ぬ人がいるように、誰の胸の中にも、忘れ得ぬ町があるのではないだろうか?遠く...
幅広いテーマで、読み応えある本を次々に書かれている小手鞠るいさん。 2冊目に読むこの本は、離婚をした赤木久児(ひさこ)が、新たな地で中学校教諭になり、人生を再生する物語でした。 誰の人生にも、生涯、忘れ得ぬ人がいるように、誰の胸の中にも、忘れ得ぬ町があるのではないだろうか?遠くて近い、近くて遠い、遠くにいても、思い出すと、流れ星のように落ちてくる——。 読み終わった時に、冒頭の3行が胸に響いてきました。 なんとあたたかくて優しい文章でしょう。 王寺町で久児(ひさこ)が出会った人々、受け持った生徒たちとの日々が丁寧に綴られています。 直巳(なおみ)との関係が友だち以上になっていく過程も微笑ましく思えました。 その子が自分の未来を描けるように手助けをしてあげたい。 褒めてもらった記憶は一生の宝物になるはずだから。 あとがきを読み、この本は著者が恩師へ捧げる大切な手紙だと気づかされました。 「自由創作講座」あったら行ってみたいなぁ! フリージアさんのレビューに長田弘さんの詩を見つけました。知らなかったらこの本を手に取ってなかったと思います。 有難うございました。
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悲しみがあった。 それが悲しみだと、 誰ひとり、考えなかった。 悲しみは微笑んでいたからである。 ―――長田弘『誰も気づかなかった』 この冒頭のエピグラフを読んだときから、この本に対する期待が高まり、そしてその期待を裏切らない小説でした。 言葉の選択、紡ぎ方のセンスがよくて...
悲しみがあった。 それが悲しみだと、 誰ひとり、考えなかった。 悲しみは微笑んでいたからである。 ―――長田弘『誰も気づかなかった』 この冒頭のエピグラフを読んだときから、この本に対する期待が高まり、そしてその期待を裏切らない小説でした。 言葉の選択、紡ぎ方のセンスがよくて、読みやすい文章でした。詩や短歌がスパイスのように効いていて、小説の内容も山登りの後の爽快感を味わうように、よかったと思えるものでした。 印象的だったのは、主人公の赤城久児(ひさこ)が、傷心のなかで暮らし始めた奈良県の王子町での日々でした。教師生活での生徒とのやりとり、知り合った人達とのやりとりが書かれていました。 そのなかで彼女は、今までの自分が愛されたいという欲求だけが強かったことに気づき、生徒たちから人を愛するということを教えてもらっていることに気づかされました。 そして、消えない心の傷を持つ彼女のことをまるごと包んでくれる人との出会いがありました。本当によかったと思いました。彼とは同じような経験をしているから、わかりあえた部分もあったし、それを乗り越える術を知っていたように思えました。調子のいい優しさは、実は自分本意の考えの結果だということを、それとは対照的な本当の優しさを持った彼の言葉や行動で知ることが出来ました。 『未来地図』というタイトルは、小説のなかでお守りのような存在の詩のタイトルでした。 王子町の達磨寺にある雪丸像に、いつか会いに行きたいし、明神山の山頂にある悠久の鐘も見てみたいです。 「愛と再生の物語」という言葉がぴったりの素敵な小説でした。 〈目次〉 第1章 冬かもめ 第2章 梅雨晴れ 第3章 青嵐 第4章 木下闇(こしたやみ) 第5章 ひと葉散る あとがき ―あなたに宛てた手紙
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頑張っている人に読んでもらいたい。人に助けを求めることは恥ずかしく無い。躊躇わないで欲しい。そうするとで今度は自分が誰かを助けることができるようになる。人はそうやって支え合って生きていく。
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