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月夜の散歩 新潮文庫
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月夜の散歩 新潮文庫

角田光代(著者)

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月夜の散歩 新潮文庫

693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2023/09/28
JAN 9784101058368

月夜の散歩

¥693

商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2024/11/16

日記のような気づきがご飯に結び付けられて描かれているエッセイ。1話が1.5ページぐらいで綴られているから眠る前にぴったりな文量〜〜!! ごはん好きな自分としては共感できる話も多く、1日の終わりに何も考えたくない時もほっこりした気持ちになれる。角田さんの本はご飯を食べたくなるのは...

日記のような気づきがご飯に結び付けられて描かれているエッセイ。1話が1.5ページぐらいで綴られているから眠る前にぴったりな文量〜〜!! ごはん好きな自分としては共感できる話も多く、1日の終わりに何も考えたくない時もほっこりした気持ちになれる。角田さんの本はご飯を食べたくなるのはもちろんだけどなんだか旅がしたくなる話が多い。上海蟹が食べたくなった。

Posted by ブクログ

2024/10/26

角田光代さんの本を読むのは久しぶり。 一時期、角田さんの本ばかり読んでいたこともあったくらいなのに。 けれど、いつか必ずまた読むことになるだろうな、という謎の確信。 角田さんは、私にとってそんな作家さんだ。 「月夜の散歩」は、食、人、暮らし、時代についてを綴ったエッセイ集。 一...

角田光代さんの本を読むのは久しぶり。 一時期、角田さんの本ばかり読んでいたこともあったくらいなのに。 けれど、いつか必ずまた読むことになるだろうな、という謎の確信。 角田さんは、私にとってそんな作家さんだ。 「月夜の散歩」は、食、人、暮らし、時代についてを綴ったエッセイ集。 一つ一つが短くさくっと読めるので、仕事の休憩のお供に丁度良かった。 (角田さんの飼い猫のエピソードや写真がしばしば登場するのも嬉しい) 角田さんがお料理上手というのは、確か鈴木清剛さんとの対談記事を拝読して知っていたのだけれど、食にまつわる文章が本当においしそう。 奈良の三輪素麺、五島うどん、福岡うどん、新潟の「越のむらさき」、香川産の「だし醤油」、秋田の「味どうらくの里」、福岡の「黄金」、山形の「味なんばん」、金沢の「とり野菜みそ」、マルちゃん「正麺」(しかも担々麺風アレンジ!)などなど・・・全部食してみたくなる。 "ちいさな恐怖症"の落下恐怖症については、私もです、と心の中で小さく同意。 テーブルの端に物が置いてあるとひやひやしてしまうのである・・・ "さわやかではない表現"にも首がもげるほどうなずく。 私もさっぱりさわやかに表現できる人になりたかった、ずっと。 小さな驚きや共感(言葉にはしてこなかったけれど、そうそう、あるある、というような)がいっぱい詰まった一冊でした。

Posted by ブクログ

2024/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あとがきに「明日には忘れるようなどうでもいいことを書く」とあるように、友人とたわいもない会話をした後のような読後感でした。オレンジページの連載とのことで、各話さくっと読みやすい長さです。 食に関するエッセイが好きなので、この本でも、「食」の章が好きです。自分の気持ちを言語化してくれていると思う部分が多く、特に「『おいしい』の謎」の「違う家で育ち違うものを食べてきた大勢の『おいしい』がなぜいっしょなのかも、わからない。」ところには、確かに!と相槌をうちながら読んでしまいました。「ホテルのバイキングの朝食」でも、「こんなにたくさんの料理を、朝っぱらから、自力では用意できないという降参のもとに成り立っている」と書かれていて、自分がバイキングが好きな理由も、言語化するとこういうことかもしれないと思ったり、「ラタトゥイユの照れ」にも、とても共感しました。「天ぷらの願い」では、出来立てを食べさせたいのに、相手がそのタイミングに来てくれないとイライラするのは、自分だけじゃないんだな〜と思えたところも良かったです。 この作品から読んでしまいましたが、本書は、「まひるの散歩」「夜中の散歩」に続く作品とのことで、この2作品も読んでみたいと思いました。 この夏、素麺南瓜に出会ったら、素麺南瓜の切り干し大根風を作ってみたいです…

Posted by ブクログ

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