商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/10/26 |
JAN | 9784041117156 |
- 書籍
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私労働小説 ザ・シット・ジョブ
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私労働小説 ザ・シット・ジョブ
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実体験を含むフィクション。デヴィッド・グレーバーの「ブルシット・ジョブ」を意識して書かれたシットジョブ。 世の中、理不尽や矛盾や本音と建前だらけ。 その割を喰うのは女性やマイノリティやシットジョブ階級ってこと。 ブレイディみかこさんの著書はわかりやすいし心に刺さる。
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著者のパンク小説。 国や社会、世間に激しく訴えかけるためか、フィクションに仕立て上げている。 どの話もラストの文章がカッコいい。 短編の主要登場人物は、みかこさん自身と、身近に存在する人をモデルにしたのだと想像した。 『一九八五年の夏、あたしたちはハタチだった』 みかこさんの...
著者のパンク小説。 国や社会、世間に激しく訴えかけるためか、フィクションに仕立て上げている。 どの話もラストの文章がカッコいい。 短編の主要登場人物は、みかこさん自身と、身近に存在する人をモデルにしたのだと想像した。 『一九八五年の夏、あたしたちはハタチだった』 みかこさんの実年齢、中洲のバイト体験はリアルだった。(あんみつ姫は楽しかった。私的感想) 『ぼったくりブルース』 ナニーやオーペアのバイト におけるEXPLOITINON =搾取=ぼったくり 『売って、洗って、回す』 マネキンのバイト、クリーニング工場のバイト、服のリサイクル。 『スタッフルーム』 保育園スタッフルームでの階級差別。 『ソウルによくない仕事』 日本食スーパー店まかないの仕事。 『パンとケアと薔薇』 看護師の友人、介護士の母、病院ボランティアをする弁護士。エッセンシャルワーカーのストライキ。 #仕事小説#階級差別#労働者
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フィクションとは言え、留学先や仕事での壁や矛盾がリアルで、その時々で感じとったことや今、起きていることへの分析に、考えさせられるものがあった。特に、『ぼったくられブルース』は、上流階級のホームステイ先で使用人のように扱われるのだが、その仕打ちを 「人間の主体性の搾取」と切り捨て...
フィクションとは言え、留学先や仕事での壁や矛盾がリアルで、その時々で感じとったことや今、起きていることへの分析に、考えさせられるものがあった。特に、『ぼったくられブルース』は、上流階級のホームステイ先で使用人のように扱われるのだが、その仕打ちを 「人間の主体性の搾取」と切り捨てる。言葉のチョイスが絶妙で、清々しく感じた。
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