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哀れなるものたち ハヤカワepi文庫
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哀れなるものたち ハヤカワepi文庫

アラスター・グレイ(著者), 高橋和久(訳者)

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哀れなるものたち ハヤカワepi文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/09/26
JAN 9784151201110

哀れなるものたち

¥1,650

商品レビュー

4.2

26件のお客様レビュー

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2025/12/29

映画だとベラの(あらゆる意味での)純真さが印象的だったけど原作だともはや肝っ玉母ちゃんてくらいにカラッとしている。 ダンカンとの関係性の逆転に至るまでがより明確。ホテルの予約もチケットの手配も荷物持ちも全部ベラがやってあげる。水を得た魚の如く活き活きしていくベラとは対照的にダンカ...

映画だとベラの(あらゆる意味での)純真さが印象的だったけど原作だともはや肝っ玉母ちゃんてくらいにカラッとしている。 ダンカンとの関係性の逆転に至るまでがより明確。ホテルの予約もチケットの手配も荷物持ちも全部ベラがやってあげる。水を得た魚の如く活き活きしていくベラとは対照的にダンカンはもはや立つ瀬なしという感じ(あなたにできることはたったひとつ…云々に笑った)。 本だからこそできる仕掛けによって映画とは全く異なる、ベラたちの本当の物語の結末を知ってしまった(ただそれも実際のところはどこまでが真実なのかはわからない)。 自分の持っていた思い込みがぐらっぐらにゆるがされて、作者の思惑にまんまと翻弄させられまくった。 読後の後味は何とも言えないけどそれも含めて楽しませてもらった それがいかに危ういものであるかを突きつけられた。自分の理解の範疇を遥かに超えた壮大な物語(歴史書?) 根底にあるものは同じだけど映画とはそれが全く違うアプローチで描かれていてどちらにしても脳も感情も揺さぶられまくった 脳も感情もゆさぶられまくった(感情が揺さぶられて価値観を変えられるような作品が好きなので)。   自分の思い込みを揺るがされると同時にそれがいかに危ういものかを突きつけられた そして揺るがされるのが楽しくて本を読む

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2025/11/18

帯裏 ウィットブレッド賞 ガーディアン賞 受賞 スコットランドの奇才による衝撃の書、待望の文庫化 「スコットランドが生んだウォルター・スコット以来の偉大な小説家」 ーアントニイ・バージェス「時計じかけのオレンジ」著者 本書は、二〇〇八年一月に早川書房より単行本として刊行され...

帯裏 ウィットブレッド賞 ガーディアン賞 受賞 スコットランドの奇才による衝撃の書、待望の文庫化 「スコットランドが生んだウォルター・スコット以来の偉大な小説家」 ーアントニイ・バージェス「時計じかけのオレンジ」著者 本書は、二〇〇八年一月に早川書房より単行本として刊行された作品を文庫化したものです。

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2025/04/28

傑作。 女性が押し付けられる物語についての物語を男性作家が書くことの押しつけがましさ、おこがましさというものに対して真っ向から向き合った作品。向き合った結果がこの枠物語の構造だ。読者を混乱させて楽しませる機能のためだけの奇妙な構造ではなく、作者自身が加害者の一人になることで、この...

傑作。 女性が押し付けられる物語についての物語を男性作家が書くことの押しつけがましさ、おこがましさというものに対して真っ向から向き合った作品。向き合った結果がこの枠物語の構造だ。読者を混乱させて楽しませる機能のためだけの奇妙な構造ではなく、作者自身が加害者の一人になることで、この物語のテーマを強固にしている。

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