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未来省 The Ministry for the Future
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未来省 The Ministry for the Future

キム・スタンリー・ロビンスン(著者), 瀬尾具実子(訳者), 坂村健, 山田純

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未来省 The Ministry for the Future

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 パーソナルメディア
発売年月日 2023/09/19
JAN 9784893624086

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2024/08/07

#未来省 近年の夏の暑さと来たら、この本の熱波の描写も本当にあり得るんじゃないかと思っちゃう SF小説って現実世界への警鐘みたいな側面があると思っているんだけど、そう思って読んでみると「これは小説世界の出来事だから」って割り切れない、暑い日々でもちょっと肝が冷えるような気のする一...

#未来省 近年の夏の暑さと来たら、この本の熱波の描写も本当にあり得るんじゃないかと思っちゃう SF小説って現実世界への警鐘みたいな側面があると思っているんだけど、そう思って読んでみると「これは小説世界の出来事だから」って割り切れない、暑い日々でもちょっと肝が冷えるような気のする一冊です それでも、人の持てる技術を注ぎ込み、解決に向かおうとする姿勢は、私の好きなSF「星を継ぐもの」を思い起こさせられたし、希望を書いた小説だと思います あと解説めっちゃ漢字多くて内容が濃いので、解説読むのに結構時間かかりました

Posted by ブクログ

2024/07/25

近年の気候変動対策の動きを見ていて、こんなふうに進めてもどうやったって気候変動止まらないでしょ?という諦念を感じ始めていた際に書店で目についた本書。 全く聞いたことのない出版社から出版されているが、著者を調べてみるとSFの名だたる賞を総ナメした書き手による最新の気候変動対策SFを...

近年の気候変動対策の動きを見ていて、こんなふうに進めてもどうやったって気候変動止まらないでしょ?という諦念を感じ始めていた際に書店で目についた本書。 全く聞いたことのない出版社から出版されているが、著者を調べてみるとSFの名だたる賞を総ナメした書き手による最新の気候変動対策SFを大出版社に先立って翻訳した作品だった。 本書のすごいところは、多少楽観的に感じるものの、困難な気候変動対策の道を政治・経済・科学の積み重ねに裏打ちされた形で描き切っていることだろう。 本書を読んで、「気候変動を止める」という未来を思い描けないのは自分の想像力の限界によるものだと思い知らされた。 この通りに全てが進んでほしいとは到底言えないような未来絵図だけど、「これぐらいのラディカルな想像力がなければ気候変動は止められない、もっと未来を想像せねば」と奮い立たされるような作品だった。 なお、気候ものであってもディザスターパニック的な話ではなく、政治ドラマ的な要素が強いので、ハリウッド的なストーリーを期待する人にはおすすめできない。

Posted by ブクログ

2024/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

話が盛り上がるわけではないけど、いろんなこと考えるきっかけになるし地球温暖化を実際止めるためのアイディアとして興味深いのがいっぱいある。 氷河のくだりとか硫化硫黄の散布とか、どの程度可能性があるのか?面白そうなので参考論文つけてほしい。 私はこのあたりの分野に詳しい方なので困らなかったけれど、これを解説無しで出すの?というような専門的な単語がいくつもあった。生息回廊とか何度も出てくるけどほとんど説明なかったと思う。ブロックチェーンについてはもっと深く調べてみようという気になった。 文章としてはかなり読みにくい。語り手が誰かはっきりしないし、抽象的な話も多い。言い回しがところどころ読み物として不自然で、英語で読んだ方がわかりやすいのではとさえ思った。文がもっと頭に入りやすかったら星5をつけたかもしれない。

Posted by ブクログ

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