商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
発売年月日 | 2023/09/15 |
JAN | 9784596525260 |
- 書籍
- 文庫
薬屋の秘密
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薬屋の秘密
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
有史以来、いや、それ以前から人は“薬”を求め毒を知っていった。 その“薬”を使うのは往々にして“呪術師”で、生死を操る魔術にもなった。 薬剤の勉強を始めると必ず“毒”を学ぶ。 それは“薬”表裏一体だから。 物語は18世紀と現代のロンドンを舞台に、「殺人薬剤師」の謎を追う。 時...
有史以来、いや、それ以前から人は“薬”を求め毒を知っていった。 その“薬”を使うのは往々にして“呪術師”で、生死を操る魔術にもなった。 薬剤の勉強を始めると必ず“毒”を学ぶ。 それは“薬”表裏一体だから。 物語は18世紀と現代のロンドンを舞台に、「殺人薬剤師」の謎を追う。 時代が交互に入れ替わる展開は、場合によってはのめり込めないが、まずまずスムーズに読み進めることができた。 和題「薬屋の秘密」って最近話題の日本アニメっぽいし、どちらも昔の薬屋を題材にしていて、テーマも似ているが、現代パーツがある分だけこちらの方が生々しくて好き嫌いが出るだろう。
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1791年と現代のロンドンが舞台。現代はアメリカ人30代女性キャロラインと、過去は薬師ネッラとメイドの少女イライザの3人の視点で綴られていく。その当時のロンドンにあまりいいイメージを持っていないので,本書を手にするのにやや躊躇していたが読み進めてみると、まぁそんな杞憂は吹っ飛んだ...
1791年と現代のロンドンが舞台。現代はアメリカ人30代女性キャロラインと、過去は薬師ネッラとメイドの少女イライザの3人の視点で綴られていく。その当時のロンドンにあまりいいイメージを持っていないので,本書を手にするのにやや躊躇していたが読み進めてみると、まぁそんな杞憂は吹っ飛んだ。いやーなサスペンス・スリラー感もなく、あと味も良し。
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時代と視点が交互に変わる作品が大好きなので、最高の作品だった。 花草虫の知識を持った薬師の視点の話が特に良かった。自ら作る毒で女性を助けるが、その毒が自分自身を死にも向かわせているのは何とも可哀想でならなかった。どの時代でもどの国でもまだまだ男尊女卑で、女性が地位を築くのは血反吐...
時代と視点が交互に変わる作品が大好きなので、最高の作品だった。 花草虫の知識を持った薬師の視点の話が特に良かった。自ら作る毒で女性を助けるが、その毒が自分自身を死にも向かわせているのは何とも可哀想でならなかった。どの時代でもどの国でもまだまだ男尊女卑で、女性が地位を築くのは血反吐が出るくらい努力しないといけないのだよね。
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