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実力も運のうち 能力主義は正義か? ハヤカワ文庫NF
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実力も運のうち 能力主義は正義か? ハヤカワ文庫NF

マイケル・サンデル(著者), 鬼澤忍(訳者)

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実力も運のうち 能力主義は正義か? ハヤカワ文庫NF

1,650円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/09/11
JAN 9784150506025

実力も運のうち 能力主義は正義か?

¥1,650

商品レビュー

4.1

41件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 能力主義の是非
  • 社会的公平性
  • 成功と運の関係
  • 努力と環境の影響
  • 格差の正当化
  • 社会的支援の重要性
  • 競争と選別の問題
  • 公正な社会の実現
  • 読者の価値観の再考
  • 社会の常識を疑う

成功や公平性の本質に迫るこの書籍は、私たちが当たり前だと思っていた「能力主義」に疑問を投げかけます。努力すれば報われるというリベラルな信念が、実は「失敗者」という偏見を助長している可能性に気づかされ、衝撃を受ける読者も多いようです。著者は、社会的な選別や競争が格差を正当化し、社会的連帯を損なう現状を指摘。公正な社会を実現するためには、成果だけでなく努力の背景や機会の平等、社会的支援の分配も考慮すべきだと主張しています。これにより、どんな立場の人も尊厳を持って生きられる社会の重要性が浮き彫りにされ、読者は自らの価値観を見直すきっかけを得ることができます。全体として、社会の常識を疑う勇気を与えてくれる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/07

昨今リベラルと保守の対立はより深いものとなっているが、それは現状の捉え方の相違によるものだ。 リベラルは努力により立身出世できる社会(能力主義社会)を作ろうと主張し、現状はそれが十分に達成されていないと考えているが、保守派は能力主義はすでに実現されていると考えており、現状が悪いの...

昨今リベラルと保守の対立はより深いものとなっているが、それは現状の捉え方の相違によるものだ。 リベラルは努力により立身出世できる社会(能力主義社会)を作ろうと主張し、現状はそれが十分に達成されていないと考えているが、保守派は能力主義はすでに実現されていると考えており、現状が悪いのは自分の努力が足りていないせいだと捉えて絶望している。 能力主義は魅力的だが、才能の有無や自分の能力が評価される社会に生きているかどうかなど、運の要素が大きいため、機会の平等を目指す能力主義は理想的ではない。物質的な豊かさとは別に、尊厳ある暮らしを誰もができるように、公共の場での熟議を重ねて立場などの差異を謙虚に許容していくのが重要だ。

Posted by ブクログ

2026/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やはりこの能力主義を否定するソースは、能力(のような学位)を手にするために、既に機会は平等になっていないという事実だった。 そして、能力主義は新しい格差を生んでいる、という指摘は、オバマ大統領とトランプ大統領の比較により、よりわかりやすく今の社会の問題の根源を示していると感じた。 つい、良い大学に入り難しい仕事に就き、高い報酬をもらうのは、自分が努力したからだ。自分によるものだ、と思いがちである。 でも、その成功は自分の努力だけでなく、運によるものも多分にある。 だから、成功していないように見える人に対して、努力不足だ、自己責任だ、となると優しい社会ではないし、民主主義として良くないよねということなのかなと思った。 私はこの本を、やまゆり事件への理解の一助として読んだけど、働いて納税していると偉い。それができないなら社会にとってお荷物で不要である、という犯人の主張は、 市場価値がその人の価値を決める、という社会風潮の影響もあるのかなと思う。 優しい社会を目指したいよねっていう大元の合意、みたいなのが必要なのかなあ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜メモ〜〜〜 ◾️能力主義高まりの背景 ・中央政府は、グローバル経済で競争して勝つための素養を身につけさせるため、教育の機会を平等に保障する。 →トップは自分は成功に値する、成功は自分の手柄。才能と努力によってそれを掴んだ、と感じる。一方で、多くの労働者は成功者に見下されていると感じる。 ・エリートに対するポピュリストの反乱の核心をなすもの ◾️ドナルド・トランプの台頭 ・グローバルの強者、楽観的で多様性があり、ダイナミックで、先進的な人から票を集めたクリントン。一方で、黒人や女性が権利を手にするのが好きではない敗者の票を集めたトランプ ・オバマ大統領の「賢い」政策の連発。エリートに対するポピュリストの反発がトランプ。政治を市民で考えるものから、賢い人たちに任せる風潮を助長するものである ・エリートは、各種差別に反対するのに、学歴への差別は容認している。それは、能力主義に基づく自己責任の強調。個人の努力不足。 ・民主党の「私は科学を信じる」、事実を重要視する主張は、実は事実を"どう解釈するか"であって、その時点で既に意見の入った事実なのである。(それに賢い人たちは気づいていない、なぜなら彼らは、トランプ支持者=学歴の低い人は、科学そのものを拒否していると見ているから。科学を重要視する我々は賢いのだと) ◾️能力主義は悪いのか? ・雇用時に能力がある人を雇うのは当然 ・能力に報いる社会は、上昇志向をもたらす ・一方で、機会が平等なのに才能や努力が原因での差であれば劣等感を誘発する ・人間の市場価値は、その人の社会への貢献の尺度である、という考え方。では投資家より、学校の先生は社会貢献度低いのか? ・そうではないので、学位が高いから、年収が高いからというのは、社会に貢献しているかや必要とされているかを左右しない ・民主主義は全ての市民が議論に参加することでもある。学位を取れなかった人たちが、諦める社会ではなくて、全員に尊厳を感じられる社会にするべし ▼ ・事実として、上位大学に入学する学生は、所得も高い ・つまり、そこへの過程に、既に差異があったはず(機会の平等でなかったはず、個人の能力だけでなく、外からの支援を受けたはず) ・でも本人は、自身の努力によるものだと思っている ・これが新しい格差・不平等の本質で、世界が分断されている本質ではないのか? 〜〜〜〜〜〜〜

Posted by ブクログ

2026/07/25

とても大切なことが書いてあるのに、自分がアメリカについて知らないことが多すぎて読み切れなかった。 少しづつ調べながら読んでいきたい

Posted by ブクログ

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