商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | オライリー・ジャパン/オーム社 |
発売年月日 | 2023/09/05 |
JAN | 9784814400430 |
- 書籍
- 書籍
プロダクトマネージャーのしごと 第2版
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
プロダクトマネージャーのしごと 第2版
¥3,080
在庫あり
商品レビュー
4.6
16件のお客様レビュー
グサクサ刺さる、やるべきだが出来てない痛い所を突いてくる良書。借りて読んだが買って手元に置いて成長痛を定期的に味わうためのサプリにする
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
プロダクトマネジメントのハツウー本では無い。職権はないがプロダクトに責任があり、曖昧で複雑な状態を扱う難しい仕事をこなしていくにあたって、示唆に富んだアドバイス、陥りがちな事態について極めて具体的にまとめられた本である。 以下メモ ⚪︎プロダクトマネージャーとは ・責任は大きいが、組織的な権限がないことが多い、ボスでもない ・プロダクトを作るのは自分ではない ⚪︎過剰コミュニケーション ・当たり前の確認を怠らない ・全て自分のせいと思うことは、自分自身を不要にするという行動指針に反するし、チームと一緒に失敗を引き起こしたシステムそのものにまつわる課題に取り組む機会を損なう ・良さそうという回答は安心材料にはならない、リリース始まってから後で聞いてないとなる。質問の仕方から自由回答が必要かな等で確認を行う。disagree or commit ⚪︎ユーザーに話しかける ・ユーザーから学ぶためにら、具体的な答えや特定の解決策を教えたくなる誘惑に抗わなければならない ・ユーザーインタビューの注意ポイント ・普段何食べるか?のような一般論ではなく、最後に何食べた?のような具体的なことを聞く ・自分が聞きたかったことを聞いても興奮しすぎない、もしかしたら必要な理由が全く違うかもしれない ⚪︎ベストプラクティスのワーストなところ ・同じことをすれば成功できると思う ・厄介で予測不能で回避できない人の複雑さを洗い流し、これに従わない物事や人は全て的に見え、人やプロダクトに興味を失ってしまう ・変えられない組織固有の制約、自分が変えようと思わない制約を意識することでユーザーに価値を届けることに集中できるようになる ・ベストプラクティスはにさしやまなまなまに ⚪︎アジャイル ・アジャイルはムーブメントで、その価値観の中心にあるのは人間の独自性と複雑性を受け入れること。 ・プロセスやツールよりも個人との対話を、包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、契約交渉よりも顧客との協調を、計画に従うことよりも変化への対応を価値とする ⚪︎ドキュメントは無限に時間を浪費する ・ロードマップはいつ何を実行するかという厳密な計画ではなく、戦略的なコミュニケーション用のドキュメントである。またそうであることを関係者が認識していることを確認することも大切 ・仕様書を作り込むことに時間をかけ、顧客との対話を疎かにすると、悲惨な結果になる ・ドキュメントを意図的に不完全にし、すぐにペライチで作り、チームを巻き込むことに使う ・優れた戦略はシンプルで1〜2行で表現できる ⚪︎自分は出世に値すると主張する人へ ・あなたが思う⚪︎⚪︎(上位役職)の職務記述書を書き出して下さい。そして現在果たせている責任と、まだできていない責任に踏み出すための成長計画をまとめて一覧にして下さい。 ・あなたにはそれが何かすらわかっていないのです!それに成長の余地は必ずしもあります。自分はこの役割を完璧にこなせているという人は、自分の役割をきちんと理解していないのです。 ・出世したとして、その肩書きが如何に立派だったとしても、古い行動様式を忘れ、新しい行動を学ぶ必要があるという事実を受け入れましょう。それは簡単に身につけられるものではありません。
Posted by
【これをやればプロダクトマネジメント出来るようになる、というやり方はない。でもどんな姿勢なら他の業種の人とより良いしごとが出来るか、に答えをくれた本】 プロダクトマネージャーに興味を持ち始めた4年目です。オライリーのPDF版を購入し、Kindleに送って読みました。 「うわぁ...
【これをやればプロダクトマネジメント出来るようになる、というやり方はない。でもどんな姿勢なら他の業種の人とより良いしごとが出来るか、に答えをくれた本】 プロダクトマネージャーに興味を持ち始めた4年目です。オライリーのPDF版を購入し、Kindleに送って読みました。 「うわぁーー!こういう行動できたら一緒に面白く仕事出来そうだよな!」と思えた言葉がとても多かったです。オライリーから出ているのでエンジニア向けと思われるかもしれませんが、エンジニアに限らず、「自分と違う業種の人と関わって進めていく」状態にある人全てにおすすめです。 自分が知らない世界を持つ人と関わらざるを得ない時、どうコミュニケーションをとり、自分はどう動くとより良い結果が得られるかが書かれています。 章ごとにまとめもあるため、サクッと全体を眺めやすかったです。今後も手元に置いて読みつつ、自分のやり方や周りの関わり方に頭を悩ませた時、また読み返します。 最後に、私のお気に入りの文章を一部引用しておきます。 > 自分を技術系の人材だと思っていなくても、「自分はエンジニアではないので、 そういうのはぜんぜんわからないんです」とは言わないようにしてください。 自分にある学びと成長の能力を信じてください > 戦術的に言えば、「なぜ」と聞く代わりに、ちょっと角度を変えて「やり方を見せ てもらえますか?」と聞くのが有効だとわかりました。たとえば「なんでこんなのを 作ったんですか?」とは対照的に、「いい感じですね!チームがどうやってそんなア イデアを思いついたのか教えてくれますか?」と聞いたときのほうが、会話が盛り上 がる傾向があります。 > 間違えるならコミュニケーション過剰なほうを選びましょう。説明してよいか 迷ったら、説明しましょう
Posted by