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ピュウ
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ピュウ

キャサリン・レイシー(著者), 井上里(訳者)

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ピュウ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2023/09/01
JAN 9784000245531

商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2025/02/24

オメラス好きなのでそれだけで興味深かった 自分の幸せ不幸せ喜び悲しみの裏には何があるんだろう。罪の意識とかよく言うけど何だろう どこから来てどこへ行くのか。人間の永遠の疑問

Posted by ブクログ

2025/01/04

性別も年齢も、人間なのかもわからない(英語を解するので多分人間)「その人」が突如教会の信者席(PEW)に現れる。周囲の人々は「教え」に従い、その人を丁寧に遇すが、本音では困惑が滲む。表面の静かな笑顔と、腹の中の不安。教えに従ったもてなしと、損なった時の叱責への恐れ。危ういバランス...

性別も年齢も、人間なのかもわからない(英語を解するので多分人間)「その人」が突如教会の信者席(PEW)に現れる。周囲の人々は「教え」に従い、その人を丁寧に遇すが、本音では困惑が滲む。表面の静かな笑顔と、腹の中の不安。教えに従ったもてなしと、損なった時の叱責への恐れ。危ういバランスの上に成り立っているのが伝わり、こちらも不安になる、なんとも不思議な小説。

Posted by ブクログ

2024/11/06

閉鎖的な田舎町に突如現れた謎の人物。 信仰深い人たちに信徒席(ピュウ)と名付けられ、保護される。 田舎町という大きな生き物のようなうねりの中で、人々は努力して善人であろうとする。 しかし、人生とは思い通りにならず、人間はみなすべからく弱く愚かなので、本当の善人であるのは無理な話...

閉鎖的な田舎町に突如現れた謎の人物。 信仰深い人たちに信徒席(ピュウ)と名付けられ、保護される。 田舎町という大きな生き物のようなうねりの中で、人々は努力して善人であろうとする。 しかし、人生とは思い通りにならず、人間はみなすべからく弱く愚かなので、本当の善人であるのは無理な話だ。 人々はよそ者のピュウを警戒しその素性を探ろうとし、同時に、なにも語らぬピュウには他の住人には言えないようなことを打ち明ける。 人々は詮索し噂しながらも、自分の見たいようにピュウを見る。ピュウの人種・性別・年齢、ピュウをみて人々が心に思う事は様々にバラバラだ。 そして、過去に虐げられ踏みつけられた人間たちのことを、覚えているのに、忘れたように生活する人々。 そのことを語る時には、もう十分償ってあまりある恩恵も与えた事を併せてでないと語れない人々。 暗い歴史を持つ異国のクリスチャンの話のように語られながら、私たちの話でもある。私の話だ。街の住人でありピュウだ。 わたしは不確かで、空は確かで、地面は確かで 空は不確かで、全ては静かで、地面は灰色で 空は濡れていて、わたしは静かで 空は静かで、地面は沈黙していて わたしは歩き続けているんだって。 最後の段落が本当に素敵で好きだ。 特に、終わり方が気持ちいい。 『空は決してわたしたちを区別しない。わたしたちは借り物の空気で話をする。空はまるで、青く果てがあるように見える。』 ※訳者あとがきで、訳者が自分の政治的主張を混ぜてきたので、一気に気分が悪くなった。そういうのは、自身が主催する媒体でやってくれよ。あの町の住民のように、自ら善人であろうとしてるんだろうけどね…そこがイヤで⭐︎がマイナス1です。

Posted by ブクログ