商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2023/08/04 |
JAN | 9784094072839 |
- 書籍
- 文庫
始まりの木
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始まりの木
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商品レビュー
4.1
24件のお客様レビュー
民族学の教授と学生の物語。 民俗学と言えば、柳田国男の遠野物語という漠然としたイメージは私の中に昔からあった。 古き良き日本を学ぶ…そんな感じだろうかと思っていたのだけれど、読んでいてもっと深い何かがあると感じた。 民俗学とは何だろう、神とは何だろう… 現代日本人が失ったものとは...
民族学の教授と学生の物語。 民俗学と言えば、柳田国男の遠野物語という漠然としたイメージは私の中に昔からあった。 古き良き日本を学ぶ…そんな感じだろうかと思っていたのだけれど、読んでいてもっと深い何かがあると感じた。 民俗学とは何だろう、神とは何だろう… 現代日本人が失ったものとは何だろう… 「この国の人々にとって、神は心を照らす灯台だった」という言葉がとても印象的だった。
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お医者さんが書いてるとはびっくりしました。 自然を表現する文章が綺麗で、一緒に旅をしたようでした。 また文化学部で学生時代は哲学や宗教を学んでおりましたので興味をそそられる箇所がいくつかあり楽しかったです。 私自身は神や仏など超自然的なものは一切信じておりませんが、心の拠り所と...
お医者さんが書いてるとはびっくりしました。 自然を表現する文章が綺麗で、一緒に旅をしたようでした。 また文化学部で学生時代は哲学や宗教を学んでおりましたので興味をそそられる箇所がいくつかあり楽しかったです。 私自身は神や仏など超自然的なものは一切信じておりませんが、心の拠り所としてなかなか必要であるとは思います。
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やはり、夏川草介さんの紡ぐ文章はどこか温かい。情景も自分がその場にいるかの如く想像しやすい。 また、作品名となっている「始まりの木」は古屋先生にとっては第三話であると思うが、二人にとっては第五話だと思う。
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