商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ワニブックス |
発売年月日 | 2023/07/28 |
JAN | 9784847073397 |
- 書籍
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今日も世界は迷走中 国際問題のまともな読み方
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今日も世界は迷走中 国際問題のまともな読み方
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
世界を取り巻く国際関係について、その背景事情を豊富な具体例を基礎に丹念に論じた本。 特に隣国 大韓民国の建国から現在に至る2派閥の対立の歴史について叙述した章(第4章)が、蒙を啓かせる内容だった。 新たな方向から大韓民国を理解してみたい方にもオススメ
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複雑な国際ニュースを分かり易く理解することが出来ます。複雑なサウジ・イランの関係、さまざまな陰謀論から、実は迷走している北欧、韓国の「反日」の正体などなど読みどころは沢山あります。特にお隣の国の韓国についての話題は必読だと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
8月末の新聞書評欄で見かけた一冊。 図書館に予約を入れていたが、ひと月ちょっと待たされたか。人気の本なのだろう。 10月にイスラエルによるガザ侵攻が始まってからなので、興味深く読めた。 特に中東問題。東大でイスラム学を専攻したという著者。“専門性の高い分析をもとに”(書評子)、中東情勢を興味深く解説してくれている序盤はなかなか読み応えがあった。 ただ、ちょっと距離を置きつつ読むがよい著作だろう。 「私なりにサウジという国をひと言で表すと「”中東の癌”以外のなにものでもない”ろくでなし国家”」です。」 ひとつの国家を評して、このような表現での語り口は、要注意だ。 とはいえ、馴染みの薄い、複雑でややこしい中東情勢は、少しくらいエッヂを利かせて書いてくれると、とっつきやすいことは間違いない。 「サウジは、MBSの一存ですべてが決まってしまう上に、一般的な常識がまったく通じない国です。あくまでも個人的な意見ですが、中国もあまり深入りうると大やけどを負いそうな気がします。」 ※MBS = ムハマンド・ビン・サルマーン サウジ皇太子 サウジとイランの仲介に乗り出した中国に対しても上記のようなアドバイス。MBSの危なさも伝わるので、悪くはない。 ロシアウクライナ問題も、欧州の、トルコの立場から、今後のNATOの在り姿を予想する視座は、面白かった。 が、そのあたりまで。終盤の2章、韓国の近現代史と、日本を語った章は、なんともとっちらかって、というか前半の“国際問題”というより、極端に視野の狭い話に終始しており、なんとも尻すぼみなのが残念。 いずれにせよ、ひとつの意見。 やや、マユツバしながら読むが、よろしいかと。
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