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ふりさけ見れば(下巻)
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ふりさけ見れば(下巻)

安部龍太郎(著者)

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ふりさけ見れば(下巻)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BP
発売年月日 2023/07/20
JAN 9784296117499

ふりさけ見れば(下巻)

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商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

阿倍仲麻呂と吉備真備を主人公にした歴史小説の下巻。 史実に基づいているので、安禄山の乱と恵美押勝の乱が時期的に近いことも勉強になりました。 何より、安禄山の乱についてしっかり経緯が理解できたことが収穫です。 ただ、阿倍仲麻呂が唐に残った理由がイマイチで、その部分がせっかくの歴史ミステリーなのに残念でした。 他の創作部分、特に仲麻呂や真備の唐での家族関係は上手に作られていると思いました。 藤原北家を中心とした貴族文化が安定していた平安時代のもとになる奈良時代は激動なので視点によって正邪が入れ替わったりするから面白いです。

Posted by ブクログ

2024/02/14

歴史小説を読めば必ず、時間の流れの違いを感じます。今のように二三日で中国まで往復するのと、10年以上を費やして遣唐使となるのと、どちらが正しいか判断できません。

Posted by ブクログ

2024/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

阿倍仲麻呂がこんなにも玄宗皇帝の下で重要な位置にあったとは知らなかったので、勉強になるとともに、帰るに帰れなかった事情を思うと同情する。だが日本人で科挙に受かって出世していくその才能と運は凄い! この小説はその上仲麻呂スパイ説を取っていて、日本の記載されている歴史書を探すというミッションとその内容もこの本の魅力だ。非常に壮大でまた細部に詳しく読み応えのある物語だった。

Posted by ブクログ

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