商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/07/20 |
JAN | 9784065326336 |
- 書籍
- 新書
図解・気象学入門 改訂版
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図解・気象学入門 改訂版
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
気象学を豊富な図とともに分かりやすく解説した本。図が分かりやすいだけでなく、文章も読みやすい。簡単なところは具体的な数値を用いて概算を行う一方、難解なところは数式は使わず現象の記述に留めているため、一般の読者にとって納得感のある説明となっている。全体の構成は「気象学のバイブル」と...
気象学を豊富な図とともに分かりやすく解説した本。図が分かりやすいだけでなく、文章も読みやすい。簡単なところは具体的な数値を用いて概算を行う一方、難解なところは数式は使わず現象の記述に留めているため、一般の読者にとって納得感のある説明となっている。全体の構成は「気象学のバイブル」とも言われる『一般気象学』(小倉義光)と似ていて、大気の鉛直構造、雲、エネルギー収支、風、温帯低気圧、台風などを扱っている。気象予報士の勉強をこれから始めるという人にも取っつきやすく、まさしく「入門」にふさわしい本だと言える。 この本で新たに知ったこと - 典型的な雨粒(半径1mm)の終端速度は6.5m/s。より小さい粒では表面積とともに空気抵抗が大きくなるため、終端速度は急激に小さくなる。霧雨の粒(半径0.1mm)では0.7m/s、典型的な雲粒(半径0.01mm)では0.01m/sである。 - 高度3.8km(富士山頂付近)で気圧は高度0mの3分の2、高度8.8km(エベレスト山頂付近)で気圧は高度0mの3分の1となっている。 - 日本の気象庁に数値予報が導入されたのは1959年。スウェーデン、アメリカ、旧ソ連に続き、世界で4番目と言われている。
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雲のでき方や種類、雨の仕組みなど、理系知識がない方にも分かりやすい。 ただ途中少し解説がもっさりしているところがあるのは否めない。
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旧版読了後、姉妹本『図解・天気予報入門』を読む前に 改訂版が上梓されたので復習を兼ねて読んでみた。 読み始めは手ごわく感じるものの徐々にサクサク読めるようになる。 約300頁だが図表も多いのでわかりやすい。 基本から順を追って書かれているからかもしれない。 ただ、やはり雲の写真と...
旧版読了後、姉妹本『図解・天気予報入門』を読む前に 改訂版が上梓されたので復習を兼ねて読んでみた。 読み始めは手ごわく感じるものの徐々にサクサク読めるようになる。 約300頁だが図表も多いのでわかりやすい。 基本から順を追って書かれているからかもしれない。 ただ、やはり雲の写真とかカラーだとわかりやすいと思うのだが。 第1章 雲のしくみ 雲が空に浮かんでいられるわけ/温められた空気を上昇させる力は何か/湿った空気は重くない/ 水蒸気はどう雲の粒に変わるか/雲ができる大気の構造を知る/雲にはどのような種類があるか 第2章 雨と雪のしくみ 雲の粒から雨粒への成長の鍵は何か/日本付近の雨はどのようにして降るか/ 自分で殖える積乱雲の不思議/豪雨はどのようなときに発生するか 第3章 気温のしくみ 大気を温める「放射」を知る/1日の気温変化はどのように生じるか/気温は緯度と季節によりどう変わるか 第4章 風のしくみ 気圧の差は何によってできるか/地上の風はどのように吹くか/上空に吹く風はどうなっているか/ 地球規模の風はどうなっているか/大陸と海が生み出す季節風 第5章 低気圧・高気圧と前線のしくみ 温帯低気圧はなぜ発達できるのか/温帯低気圧の発生から消滅まで/ いろいろな高気圧のでき方/梅雨はなぜ起こるのか 第6章 台風のしくみ 台風は組織化された積乱雲でできている/台風はどのようにして発生するのか/ 台風を発達させるしくみ/台風はなぜ日本にやってくるのか 第7章 天気予報のしくみ 天気予報に必要な気象観測/コンピュータはどのように予報を行うのか/いろいろな天気予報
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