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図解・気象学入門 改訂版 原理からわかる 雲・雨・気温・風・天気図 ブルーバックスB-2235
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/07/20 |
JAN | 9784065326336 |
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図解・気象学入門 改訂版
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
雲のでき方や種類、雨の仕組みなど、理系知識がない方にも分かりやすい。 ただ途中少し解説がもっさりしているところがあるのは否めない。
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旧版読了後、姉妹本『図解・天気予報入門』を読む前に 改訂版が上梓されたので復習を兼ねて読んでみた。 読み始めは手ごわく感じるものの徐々にサクサク読めるようになる。 約300頁だが図表も多いのでわかりやすい。 基本から順を追って書かれているからかもしれない。 ただ、やはり雲の写真と...
旧版読了後、姉妹本『図解・天気予報入門』を読む前に 改訂版が上梓されたので復習を兼ねて読んでみた。 読み始めは手ごわく感じるものの徐々にサクサク読めるようになる。 約300頁だが図表も多いのでわかりやすい。 基本から順を追って書かれているからかもしれない。 ただ、やはり雲の写真とかカラーだとわかりやすいと思うのだが。 第1章 雲のしくみ 雲が空に浮かんでいられるわけ/温められた空気を上昇させる力は何か/湿った空気は重くない/ 水蒸気はどう雲の粒に変わるか/雲ができる大気の構造を知る/雲にはどのような種類があるか 第2章 雨と雪のしくみ 雲の粒から雨粒への成長の鍵は何か/日本付近の雨はどのようにして降るか/ 自分で殖える積乱雲の不思議/豪雨はどのようなときに発生するか 第3章 気温のしくみ 大気を温める「放射」を知る/1日の気温変化はどのように生じるか/気温は緯度と季節によりどう変わるか 第4章 風のしくみ 気圧の差は何によってできるか/地上の風はどのように吹くか/上空に吹く風はどうなっているか/ 地球規模の風はどうなっているか/大陸と海が生み出す季節風 第5章 低気圧・高気圧と前線のしくみ 温帯低気圧はなぜ発達できるのか/温帯低気圧の発生から消滅まで/ いろいろな高気圧のでき方/梅雨はなぜ起こるのか 第6章 台風のしくみ 台風は組織化された積乱雲でできている/台風はどのようにして発生するのか/ 台風を発達させるしくみ/台風はなぜ日本にやってくるのか 第7章 天気予報のしくみ 天気予報に必要な気象観測/コンピュータはどのように予報を行うのか/いろいろな天気予報
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※このレビューにはネタバレを含みます
雨粒は、重力と空気の抵抗で速度が一定になって落ちているが粒が小さいほど遅い。 大気は、50キロでは0.1%、国際宇宙ステーションの400キロでは地上の4000億分の1、500キロが大気の限界。 気圧は、上空にある空気の重さ。 分子が少ない=密度が小さいと気圧は小さい、ともいえる。 温度が低いと分子の運動が少なく、気圧は低い。気体の状態方程式に表れている。 アボガドロの法則=一定の温度、気圧、体積中の分子の数は一定=水蒸気を含むと空気の分子は少なくなる=空気の分子量(窒素78%と酸素21%)よりも水の分子量が小さいので、湿った空気のほうが軽い。=水蒸気を含んだ空気は上に行く。 沸騰は泡内部の水蒸気圧が1気圧になった温度。気圧が低ければ、もっと低い温度で水蒸気圧と釣り合う。 雲はエアロゾルを種にしてできる。 期待が膨張すると温度が下がる=断熱膨張。 乾燥した空気では、100mで1度下がる。飽和した状態では0.4~0.6度下がる。 雲は作られては消えている。 暖かい雨=熱帯の海で高くない雲から降る。氷の粒ではなくすべて水滴。雲が発生してから降るまで20分程度。海塩粒子によるもの。もともとのサイズが大きいので衝突併合過程で落下速度に達する。 冷たい雨=上昇して冷たくなり、粒が小さいまま過冷却水滴になる。氷晶過程で雪の結晶になり落ちてくる。地上の温度によって雪か雨になる。 1時間雨量が10ミリ~20ミリはやや強い雨、20ミリ~30ミリは強い雨。 雷の音が光に比べて長いのは、発生している場所が端から端まで1キロくらいあるから。積乱雲がマルチセルになって決まった場所に降り続ける。続けて同じ場所にできるのをバックビルディング型という。スーパーセルは単一型の積乱雲。 大気が不安定、とは下層の湿った空気と上空の寒気。上空の寒気とは、気温減率6.5度よりも冷たいものをいう。積乱雲が発生する。雷をともなって雪が降る。 二酸化炭素の増加によって水蒸気量が増えさらに温暖化する。正のフィードバックがおきる。 放射冷却が起きるには、冷却を妨げる要因が少ないこと=大気中に水蒸気が少ないこと。雲がなく乾燥していると温室効果が働かず放射冷却が起きる。風が弱いと地表の冷えた空気が暖かい空気と混ざらないためさらに寒くなる。霧が発生することもある。地表のほうが上空より温度が低くなることもある。上昇気流がおきないので排煙が上昇できない。高原は大気が薄いので、水蒸気も少ない。温室効果が働かないため放射冷却が起きやすい。 水は比熱が高いため、温度上昇が穏やか。内部で対流があると表面温度は高くならない。 冷たい空気の上空と、暖かい空気の上空では、地上の気圧が同じでも、暖かい空気の方が高いところでは気圧が高い。暖かい方が膨張する。すると上空では暖かい方から冷たい方へ空気が動く=冷たい方が気柱が重くなるので気圧が高くなる。=暖かい方は地上で低気圧、上空で高気圧。冷たい方は地上で高気圧、上空で低気圧。 コリオリの力によって、風向きは等圧線に対して陸上で30~45度くらい、海上で15度くらい傾く。 高度1000m程度で等圧線に平行になる=地衡風。 赤道低圧帯=暖められた空気は地上で低気圧。 冬の季節風はユーラシア大陸で熱しやすく冷めやすい大陸があるから。冬は気温が低いため高気圧になる=シベリア高気圧。海洋上は低気圧。 低気圧が発達するには、上空で空気がたまらない仕組みが必要。 寒気が入り込んだものが寒冷前線、暖気が乗り上げたモノが温暖前線。温暖前線のほうが進み方が遅い。寒冷前線では冷気の下降によって寒冷前線から温暖前線側へ暖気が上昇する。閉塞前線の西側にはドライスロットという寒気の塊ができる。 高層天気図の谷は低気圧になり尾根は高気圧になる。 冷夏はエルニーニョ現象が発生しているとなりやすい。太平洋高気圧が弱くなる。 ラニーニャ現象は逆に太平洋高気圧が強くなる。 ヒマラヤでは高層でできるチベット高気圧になる。高原が熱せられると気柱が膨張、これが小笠原高気圧と重なると地上の高気圧が強まり猛暑になる。
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