商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2023/07/26 |
| JAN | 9784309419787 |
- 書籍
- 文庫
推し、燃ゆ
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推し、燃ゆ
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商品レビュー
3.2
908件のお客様レビュー
2026/04/21 読み終わった ベストセラー読むシリーズ。 2020年くらいの作品だけど、今のオタク像とは変わっている気がした。でも当時もオタクの市民権は割とあったと思うけどな? 令和の日本人の閉塞感を題材にした本を今年は複数冊読んでるけど、なんだか自分にはビオトープの中...
2026/04/21 読み終わった ベストセラー読むシリーズ。 2020年くらいの作品だけど、今のオタク像とは変わっている気がした。でも当時もオタクの市民権は割とあったと思うけどな? 令和の日本人の閉塞感を題材にした本を今年は複数冊読んでるけど、なんだか自分にはビオトープの中のキャラクターを観察しているように感じる時がある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なぜかもっとハッピーなポップな小説だと思っていたら!しっかり昏くてよかった。この小説が流行る日本の社会をちょっとだけ憂いでしまったり、この小説を評価するひとたちが多いという事実にむしろちょっと安心したり。抑圧されたコロナ禍だったから余計かもしれないな。 不器用なあかりが「背骨」と表現するもの、世界と自分を繋ぎ止めるもの、世界を生きていくにはそういうものが必要であることを肯定してくれるストーリー。「毒のような薬」に感じた。 私には芸能界やIPなどに明確な「推し」がいなくて、ずっと推しごとに忙しいひとたちをどこか羨ましく感じてきたけど、わたしにとっては恋人や酒がそれだったのだと気付かされた。 あかりが堕ちていく描写が非常にリアル。自分自身にもそういう瞬間はあって、家族が嘆くあかりの生活、そしてそんなことをまるで気にしないあかりの感覚が、実は自分のほんのすぐそばにあったのだろうと思う。 背骨を失いながらも綿棒を拾いきったあとのあかり、別の背骨を見つけられているといいな。 推しごとの良さをうまーく言語化してるなと思った文、 「携帯やテレビ画面には、あるいはステージと客席には、そのへだたりぶんの優しさがあると思う。相手と話して距離が近づくこともない、あたしが何かをすることで関係性が壊れることもない、一定のへだたりのある場所で誰かの存在を感じ続けられることが、安らぎを与えてくれるということがあるように思う。」 「日が翳っていくのにかかった時間の分だけ心のなかに黒っぽい焦りがつのっていく。何もしないでいることが何かをするよりつらいということが、あるのだと思う。」
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生の軸になっているものを他人依存で背骨とする危うさをこの作品で知ることができた。 背骨となるものを自ら見つけていくことは、現代では難しいのかもしれないが、もし他人依存ではないものを見つけている人がいれば、強く生きていけるのだと思った。 まだ自分にとってこの作品の理解が難しいの...
生の軸になっているものを他人依存で背骨とする危うさをこの作品で知ることができた。 背骨となるものを自ら見つけていくことは、現代では難しいのかもしれないが、もし他人依存ではないものを見つけている人がいれば、強く生きていけるのだと思った。 まだ自分にとってこの作品の理解が難しいので、もう少し力をつけてから再読していきたい。
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