商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2023/07/25 |
| JAN | 9784163917269 |
- 書籍
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可燃物
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可燃物
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商品レビュー
3.7
604件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
可燃物 米澤穂信 ∞----------------------∞ 小説というより報告書読んでる感じがしてしまう。 淡々としてて独特でした米澤さん。 面白かったけど、もうちょっと葛警部の感情が見えるといいな。 「崖の下」はあんまり。凶器も微妙だったし。学生の頃から20年以上も嫌だと思ってる人と職場が一緒のわけでもなくてずっと付き合ってることが既にどうかと思う。 「ねむけ」はタイトルがそのまま事件の真相に絡んでた。目撃者が4人出てきて皆同じことを証言するって有り得ないらしい。 「命の恩」について。命を助けられ、自分の一生をこの人に捧げると思いながらも、恩人自身は感じの悪い人だったのでお金をせびられて困っていった図かなと勝手な解釈をしてたら、本当に自分はどうなっても良いと、恩人の息子が受け取る財産のことまで考えてた。 「可燃物」。ゴミに放火した理由を知ると結構辛い。ちゃんと燃え広がらない日に燃え広がらないものに火をつけてた。火事って怖いものだよって分からせるためだったんだけどなぁ。 「本物か」とは。拳銃?それとも犯人? 犯人は人質をとって立てこもる。顔を出したのは前科者。それだけで、この人が犯人って思ってしまうのはきっと普通だと思うんだが。事情聴取で聞いたパスタの茹で時間で真犯人を突き止めた葛さん。 2025/12/23 読了(図書館)
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短編集。表題作「可燃物」は、個人的には我が地元岡山の言葉で言うところの「やっちもねえ動機」って感じがしてしまって、哀愁と緻密さを感じながらも拍子抜けしてしまったけど、それより前の「ねむけ」やラストの「本物か」を筆頭に読んでよかったと思わせてくれる、リアリティ重視でじんわりワクワク...
短編集。表題作「可燃物」は、個人的には我が地元岡山の言葉で言うところの「やっちもねえ動機」って感じがしてしまって、哀愁と緻密さを感じながらも拍子抜けしてしまったけど、それより前の「ねむけ」やラストの「本物か」を筆頭に読んでよかったと思わせてくれる、リアリティ重視でじんわりワクワクできる逸品でした! 表題作が「ねむけ」だったら語感だけでサイコホラー感が出るし、「命の恩」や「崖の下」では昭和風味が出すぎるしとかで、「可燃物」で丁度よいのかなと邪推。 葛刑事は現実にいたら煙たがられないで欲しい人です
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このミス1位と言うことで、「えー!?」っていう驚きを期待してしまい、実際は「へー…!」くらいでした。命の恩>本物か の2つがお気に入りです。
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