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米澤穂信(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2023/07/25
JAN 9784163917269

商品レビュー

3.8

355件のお客様レビュー

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2024/06/05

短編集なので、サクッと読めます。どの事件も状況の記載が上手く、推理するのが楽しいストーリーでした。 主人公もなかなか魅力的で、最後はすっきり解決してくれます。 警察内情の描写が詳細で、具体的な警察の業務が垣間見られたのもおもしろかった。

Posted by ブクログ

2024/06/02

読んでいて、何だか懐かしくなった。若い頃に父母の本棚にあった刑事ものミステリィを読んでいるような気になって。米澤穂信さんの作風の広さが感じられて、とても楽しめました。またアイデアが降りてくれば、続編も楽しめるかも、と期待して待っています。

Posted by ブクログ

2024/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このミス2024年度版国内1位作品。 やっと回ってきた。 これはおもしろい!! 連作短編集なので壮大でもないし派手さもないけど、1編1編の味が濃い。 群馬県警捜査一課、葛(かつら)警部の静かなる闘志と熱意の物語。 事件のあらましに始まり、葛が登場し、犯人を追う過程で違和感を覚える「何故」や「如何にして」にじりじりと迫っていくという、ある種の型のようなものがあり、次はどんな真相だ?と読む手が止まらなくなる。 舞台が群馬県の各地(高崎、伊勢崎、太田、藤岡等々)となっており、自分の生活圏から近しい場所が多々出てくるところも物語に惹き入れられた一因。 捜査手法はオーソドックスだが最後の一歩を飛び越える葛。 そのスペシャリティ故に、組織としては育成という面で、葛の元では部下が育っていない(もって生まれたものを拠り所とする解決手法は伝承できない)のではとの上からの懸念もある中で、佐藤、村田など葛の背中を追う者達の姿も度々登場する。 そのうちのし上がって管理官的な立場での物語展開もあるのではと期待してしまう。 事件自体はさほど込み入っていない、むしろ比較的シンプルだけれど、動機や事件が起きるに至った周辺事情の積み重なりを人間味臭く描きドラマに仕立てる点、少し方向性は違うが、どことなく横山秀夫さんのD県警シリーズが頭をよぎる。 こいった読み心地は海外翻訳物にはない国内ミステリの醍醐味であり、良き点だと思う。 米澤穂信さん、面白いなぁ。 『折れた竜骨』はちょっと合わなかったけど、『黒牢城』や『王とサーカス』はど真ん中だった。 小市民シリーズにも手を出してみようかな。

Posted by ブクログ

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