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世界の終わりのためのミステリ 星海社FICTIONS
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世界の終わりのためのミステリ 星海社FICTIONS

逸木裕(著者), 爽々(イラスト)

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世界の終わりのためのミステリ 星海社FICTIONS

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/06/28
JAN 9784065319314

世界の終わりのためのミステリ

¥1,540

商品レビュー

3

9件のお客様レビュー

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2024/09/22

「江ノ島スーサイドカフェ」 不自然なものがある。 会話の端端にもヒントが隠されていたのだろうが、自殺を願って来たはずが何かをして帰ってたなんて思わないだろう。 「かくれんぼメテオライト」 問題形式で伝えた墓。 本当ならば丁寧に説明したかっただろうが、それが許されなかったとはいえ...

「江ノ島スーサイドカフェ」 不自然なものがある。 会話の端端にもヒントが隠されていたのだろうが、自殺を願って来たはずが何かをして帰ってたなんて思わないだろう。 「かくれんぼメテオライト」 問題形式で伝えた墓。 本当ならば丁寧に説明したかっただろうが、それが許されなかったとはいえ想像以上に壮大な場所に隠されていたよな。 「新宿シンギュラリティ」 真っ白に塗られた街。 独りだからこそ思いつくこともあるが、誰かの感想を聞くことを知ってしまったら一生孤独でいるには耐えられないな。 「別離エアポート」 離れるのが嫌なのは。 生前から二人でいることが当たり前になってしまっていたからこそ、今更どちらかが欠けるなんて考えられないのだろ。

Posted by ブクログ

2024/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カティスと呼ばれる人間の意識を宿したアンドロイドが終末世界を歩くお話。 安全装置により死ぬことを許されない彼らがどのような第二の生を送るかをひたすら見届けていくような旅路でした。 ミステリといいつつ、世界がなぜ滅びたのかは本作中では明かされず、迫る謎はあくまでカティス個人単位のものです。 あとがきにもあった通り、「コジー・カタストロフィ(心地よい破滅)」を意識して書かれた物語でした。

Posted by ブクログ

2023/09/23

人類滅亡後の機械生命体物語  表紙が恥ずかしい(最近の本はどれもアニメっぽくて閉口する)。SFとしてロボット三原則とか人類滅亡の理由は…と期待して読み進めたけれど、そう気負うと肩透かしかな。  生命体はミステリーの小道具の一つととらえるほうがなじむかな。立ち居振る舞いはまった...

人類滅亡後の機械生命体物語  表紙が恥ずかしい(最近の本はどれもアニメっぽくて閉口する)。SFとしてロボット三原則とか人類滅亡の理由は…と期待して読み進めたけれど、そう気負うと肩透かしかな。  生命体はミステリーの小道具の一つととらえるほうがなじむかな。立ち居振る舞いはまったく人類そのものなんだからね。  これがプロローグとして、小さなミステリーの積み重ねでもよいから、滅亡の謎に挑んでいってほしいなぁ。期待したいなぁ。  週末午前のリフレッシュと思って一気読みした。すると上記の感想が少し、違ってくる。  

Posted by ブクログ

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