世界の終わりのためのミステリ の商品レビュー
久々にタイトルと表紙で衝動買い。 人間の意識をコピーされたヒューマノイド達が僅かに存在するだけの日本が舞台。 連作短編になっていて、実際に存在する日本の場所が出てくるんですけど人のいなくなった風景の描写が本当に美しいです。 がらんとした、波の音がやけに大きく聴こえる江の島にドキド...
久々にタイトルと表紙で衝動買い。 人間の意識をコピーされたヒューマノイド達が僅かに存在するだけの日本が舞台。 連作短編になっていて、実際に存在する日本の場所が出てくるんですけど人のいなくなった風景の描写が本当に美しいです。 がらんとした、波の音がやけに大きく聴こえる江の島にドキドキ… 予想している真相があるので、答え合わせしたいなあ。 人工知能くんが好きなので願わくば再登場してほしいところ。
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ライトノベルスやSFが好きな人はおすすめ 生きる意味を正面から問うような感じが 個人的な推しポイント
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逸木裕さん「世界の終わりのためのミステリ」読んだ もう!流石としか言いようがない面白さ!!!人類が滅亡した後に、カティスと呼ばれる実際に存在してた人間の思考回路を移植されたロボット(?)が目覚めて、ひたすら生きる物語。設定から引き込まれる!何で世界が終わったのか分からないままなのも良かった〜。続編あるのかな?最後何で子どもの見た目なのか、3択でミチに答えさせてたけど、全部正解だったりするのかな。それだったら面白いし、その答えを解きに行こうって誘ういじらしさがかわいい。カラーイラストも良かった。死にたがりのカティス、娘の墓を探すカティス、再び冒険を求めている2人のカティス全てに思いがあって、面白かった。
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人類が滅亡した世界で人間の意識をコピーした二人のアンドロイドが旅する途中で様々な謎に遭遇するミステリーで、『滅亡後の世界』という究極の非日常と日常の謎の融合が絶妙で、ロードムービーの要素と相まって面白かった。
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面白かったのですが、最後の阿見とミチが別れることを選ばず、一緒に行動することを選ぶ過程が早足に見えてしまった。 最近、コミュニケーションには勇気が必要うんぬんの話を見たので、それに準ずるならミチは勇気を出して、他人という深淵を覗こうとした。だから、阿見もその勇気に触発された……ってこと? 自分に興味を示してくれたから、ってこと? わからぬー。 でも、面白かったです。 目的がなくなってしまったら、長い年月をどうやって生きていくのか。私たちには長いようで短い時間しか与えられていないけど、それでも「何のために生きているのか」でものすごく悩むことがある。 目的……ないなあ笑 本が全然読めていないから読む。 これを目的として生きていきたいと思います。
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「江ノ島スーサイドカフェ」 不自然なものがある。 会話の端端にもヒントが隠されていたのだろうが、自殺を願って来たはずが何かをして帰ってたなんて思わないだろう。 「かくれんぼメテオライト」 問題形式で伝えた墓。 本当ならば丁寧に説明したかっただろうが、それが許されなかったとはいえ...
「江ノ島スーサイドカフェ」 不自然なものがある。 会話の端端にもヒントが隠されていたのだろうが、自殺を願って来たはずが何かをして帰ってたなんて思わないだろう。 「かくれんぼメテオライト」 問題形式で伝えた墓。 本当ならば丁寧に説明したかっただろうが、それが許されなかったとはいえ想像以上に壮大な場所に隠されていたよな。 「新宿シンギュラリティ」 真っ白に塗られた街。 独りだからこそ思いつくこともあるが、誰かの感想を聞くことを知ってしまったら一生孤独でいるには耐えられないな。 「別離エアポート」 離れるのが嫌なのは。 生前から二人でいることが当たり前になってしまっていたからこそ、今更どちらかが欠けるなんて考えられないのだろ。
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人類滅亡後の機械生命体物語 表紙が恥ずかしい(最近の本はどれもアニメっぽくて閉口する)。SFとしてロボット三原則とか人類滅亡の理由は…と期待して読み進めたけれど、そう気負うと肩透かしかな。 生命体はミステリーの小道具の一つととらえるほうがなじむかな。立ち居振る舞いはまった...
人類滅亡後の機械生命体物語 表紙が恥ずかしい(最近の本はどれもアニメっぽくて閉口する)。SFとしてロボット三原則とか人類滅亡の理由は…と期待して読み進めたけれど、そう気負うと肩透かしかな。 生命体はミステリーの小道具の一つととらえるほうがなじむかな。立ち居振る舞いはまったく人類そのものなんだからね。 これがプロローグとして、小さなミステリーの積み重ねでもよいから、滅亡の謎に挑んでいってほしいなぁ。期待したいなぁ。 週末午前のリフレッシュと思って一気読みした。すると上記の感想が少し、違ってくる。
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人間の意識を人工の身体にコピーし半永久的に生きられる「カティス」であるミチが目覚めたとき、その世界から人間は消えていた。廃墟と化した世界を彷徨い、生き残ったカティスたちと出会うものの、誰一人世界が滅んでしまった原因を知らない。記憶を失くしたミチと、世界が滅んだ原因を知りたい阿見が...
人間の意識を人工の身体にコピーし半永久的に生きられる「カティス」であるミチが目覚めたとき、その世界から人間は消えていた。廃墟と化した世界を彷徨い、生き残ったカティスたちと出会うものの、誰一人世界が滅んでしまった原因を知らない。記憶を失くしたミチと、世界が滅んだ原因を知りたい阿見が、さまざまな謎に出会う連作ミステリです。 自ら死ぬことができず、半永久的に生きられるカティス。ある意味「不老不死」を実現したともいえるのですが、しかし滅んでしまった世界に残され生きる目的が見出せなければ、それはただの苦痛でしかないんですよね。人間にとってよりも過酷な状況だと言えるかもしれません。その中で生きるために謎を求め、謎を解く阿見の姿は頼もしく、そのおかげで悲愴感が薄れました。読み心地は楽しいミステリになっています。 お気に入りは「かくれんぼメテオライト」。終盤になって「まさか!」と真相に気づけたので、なるほどこういうのがクイズとしては一番楽しい難易度だったのかな。
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人類文明滅亡後の世界を舞台にした日常の謎集、といったところだろうか。物語が全て静寂に満ちており、見方によっては緩やかな地獄、といった感じがしなくもない。日常の謎なので大掛かりな展開などはないが、よくまとまった作品だと感じた。
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不思議な空気感の近未来小説「娘は色々なものが好きだったのではない。本当に好きなものに、出会っていなかっただけだった」「自我とは、一貫性がなく、矛盾に満ちたバラバラな感情をなんとか統合して僕たちは生きている」「寂しがり屋で、他人がいないと生きていけないのに、無人の空間に放り込まれる...
不思議な空気感の近未来小説「娘は色々なものが好きだったのではない。本当に好きなものに、出会っていなかっただけだった」「自我とは、一貫性がなく、矛盾に満ちたバラバラな感情をなんとか統合して僕たちは生きている」「寂しがり屋で、他人がいないと生きていけないのに、無人の空間に放り込まれると安らぎを覚える。人間が好きなのに人間を恐れていて、近づきたい反面遠ざかりたい。そんな矛盾したアンビバレントな感情」ミステリーだったんだ…どうして、こんな世界になっているのか謎のまま。またしても続編か…
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