野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった

池松舞(著者)

• 販売会社／発売会社: ナナロク社
• 発売年月日: 2023/04/08
• JAN: 9784867320198

商品レビュー

2025/08/20

阪神タイガースが開幕から9連敗、一勝挟んでまた6連敗で始まったあの2022シーズンに詠まれた野球というか阪神短歌。私も阪神ファンなので、ああ、そんな試合あったな～とぼんやり思い出す歌もあり、あの頃はあの選手がそんなに活躍してたんだっけ！？と思う歌ありで楽しめた。
負けてもちゃんと短歌を詠むのがすごい。私は負けたら悔しくて、試合のことをすぐ忘れようとしてしまう(笑)。勝っても負けても、こんなふうに感情を絞り出してチームと一緒に浮き沈みするのは大変な体力がいると思うが、ひいきのチームを芯から楽しめるのはこういう人なのだろうと思う。尊敬する。

2025/07/08

歌集をよく紹介されている、インスタの読書インフルエンサーさんが投稿していて
これだ！と飛びついた歌集です。
小学生の息子が阪神ファンで、ちょうどこの歌集が作られた2022年シーズン辺りから本格的に応援しているので状況も分かって楽しく読めました！
野球の応援ってこうなんだよね、でもそれがめちゃくちゃ素敵に短歌になっている。すごい。
息子にも貸してみようと思います！

2025/02/20

めっちゃおもろい。
タイガースファンという身びいきもあるだろうけど、チームや選手名を変えたなら、野球ファンなら誰しも頷けるんではなかろうか。
面白いのは負けた時。胸を打つのは勝った時。

満塁でぼくら満塁でぼくら雁首そろえて三振しました

なにひとつなかった春の彼方から追い越したんだ追い越してくれ