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馬鹿一 角川文庫
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馬鹿一 角川文庫

武者小路実篤(著者)

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馬鹿一 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/06/13
JAN 9784041137840

商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2026/02/28

短編19篇。話し手はいずれの短編も山谷。「真理先生」の山谷よりもおしゃべりで軽快な印象。 「真理先生」より後年の設定で、登場人物である真理先生、馬鹿一や書家の泰山、画家の白雲もたびたび登場する。短編で何度も描かれるだけに、各人の輪郭がはっきりしてくる。 基本的に武者小路実篤の作品...

短編19篇。話し手はいずれの短編も山谷。「真理先生」の山谷よりもおしゃべりで軽快な印象。 「真理先生」より後年の設定で、登場人物である真理先生、馬鹿一や書家の泰山、画家の白雲もたびたび登場する。短編で何度も描かれるだけに、各人の輪郭がはっきりしてくる。 基本的に武者小路実篤の作品は、人物が善意にあふれ、真面目な正直者で、人生に前向きで、自分を仕合わせ者と考えている。最後の3篇の主役馬鹿一はその最たるもの。 読み終えて、武者小路実篤の作品にひたった満足感がある。 昭和26年初版、令和5年改版初版。改版時、角川文庫で唯一の武者小路実篤作品。

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2025/09/13

『真理先生』のスピンオフのような作品集だが、時系列的には『真理先生』より前だったり後だったりする短編集なので、単発で読んでも十分良い。登場する人物は、より、超然としていて、白樺派の「個を生かす」「人道主義」という精神をそのまま表すようで、実篤先生が白樺派の同人たちの精神的支柱とな...

『真理先生』のスピンオフのような作品集だが、時系列的には『真理先生』より前だったり後だったりする短編集なので、単発で読んでも十分良い。登場する人物は、より、超然としていて、白樺派の「個を生かす」「人道主義」という精神をそのまま表すようで、実篤先生が白樺派の同人たちの精神的支柱となった理由がよくわかる。こんな人が近くにいたら尊敬せざるを得ないし、現代がこんな人のいる世の中なら良かったのにとも思う。

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2025/07/27

2025/07/27 文豪の作品を久々に読んだ。角川文庫の訳はすごく読みやすくなっているように感じました。 山谷というホラ吹き(?)が絵描きさんやその人に関連する人々についてあることないこと色々語っていくというスタイルで展開していく短編集となっています。 昔の人々の感覚が物語の端...

2025/07/27 文豪の作品を久々に読んだ。角川文庫の訳はすごく読みやすくなっているように感じました。 山谷というホラ吹き(?)が絵描きさんやその人に関連する人々についてあることないこと色々語っていくというスタイルで展開していく短編集となっています。 昔の人々の感覚が物語の端々に出ていてその差を比べながら読むと結構楽しいんじゃないかなと思います。 この人の作品はかなり前に読んだきりでひさびさだったのですが、とっつきやすい言い回しが結構現代にも近いものがあるなと感じました。 少しレトロな感じを小説から感じてみたい時には読み始める作品としてとても良いのではないかと思います。

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