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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2023/05/31 |
JAN | 9784103550419 |
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商品レビュー
3.6
20件のお客様レビュー
残されたものがその「死」に、どう向き合っていくか。 喘息の息苦しさ、生きていく苦しさ。 とにかく、そんなものがギューーっとつまった本。 少しの生きる光みたいなものがあるにはあるけど、読んでてほとんどずっと苦しい。 元気なときに読むべきか? いや、ほんとに苦しい時に読むというのも...
残されたものがその「死」に、どう向き合っていくか。 喘息の息苦しさ、生きていく苦しさ。 とにかく、そんなものがギューーっとつまった本。 少しの生きる光みたいなものがあるにはあるけど、読んでてほとんどずっと苦しい。 元気なときに読むべきか? いや、ほんとに苦しい時に読むというのもありかもしれない。 喘息ってこんなにしんどいんだ、と思った。 息ができなくなりそうな病気なんだな。 後半の作品『わからないままで』は、『息』と同じ骨格で、違う話を書いてみた、とか、そういうものなのかな? なんか、似たようなストーリー展開。
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文体が美しくリズムも心地よくてスッと読めた。けど、2篇の設定に近しいところがあってその共通点を探ったりなどしてしまい深く物語に入っていけなかった。でも文の美しさなどは好きな感じではあったので、小池さんの別の作品を読みたいと思った。
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[息]15年ぶりに喘息発作が出てしまった主人公タマキは、実家に立寄りながら幼い頃世話になっていた小川医院を訪れます。10年前に亡くした弟春彦にたいする、タマキや父母や小川医院の人々の思いが綴られたストーリーだったと思います。情景描写をするような文章で、感情が前面に出過ぎない好印象...
[息]15年ぶりに喘息発作が出てしまった主人公タマキは、実家に立寄りながら幼い頃世話になっていた小川医院を訪れます。10年前に亡くした弟春彦にたいする、タマキや父母や小川医院の人々の思いが綴られたストーリーだったと思います。情景描写をするような文章で、感情が前面に出過ぎない好印象な作品でした。 星4つです。
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