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金庫破りときどきスパイ 創元推理文庫
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金庫破りときどきスパイ 創元推理文庫

アシュリー・ウィーヴァー(著者), 辻早苗(訳者)

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金庫破りときどきスパイ 創元推理文庫

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2023/04/28
JAN 9784488222086

金庫破りときどきスパイ

¥1,320

商品レビュー

3.7

24件のお客様レビュー

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2025/12/15

第二次世界大戦下でおじと一緒に金庫破りをしている主人公。この時代背景と、主人公の生い立ちだけで充分に重く暗い物語にもできるけれど、程よい軽さがあってテンポもよくいい意味で軽く楽しめました。 シリーズは続くみたいだし、この後の展開も気になるので次作も読みたいと思います。

Posted by ブクログ

2025/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

暴力目まぐるしい北欧ミステリを読んでいたので、ほっと一息つきたくて読んだ。 美人で凄腕金庫破りの主人公にハンサムで堅物な陸軍少佐という王道のロマコメ。舞台が第二次対戦中の英国で、不穏が時折影を差す。 主人公が家族みんなに愛されているのがいい。王道ロマコメにつきものの、主人公を大切に想う幼馴染との三角関係もいい。幼馴染の「きみが見ていないときに彼がどんな目で君を見ているか、ぼくにはわかる」に悶絶。 きゅんとできるコージーミステリ。

Posted by ブクログ

2025/10/11

第二次世界大戦次のロンドン。スパイもののエンタメとして読みやすく整えつつも、命や人生が簡単に扱われてしまう不穏さも漂う。 愛や情や誇りが、根底に守られている話で良かった。 きっともう少し殺伐にも、恐ろしくも、残酷にもできただろうストーリーラインだったけど。 私にはこのくらいのさ...

第二次世界大戦次のロンドン。スパイもののエンタメとして読みやすく整えつつも、命や人生が簡単に扱われてしまう不穏さも漂う。 愛や情や誇りが、根底に守られている話で良かった。 きっともう少し殺伐にも、恐ろしくも、残酷にもできただろうストーリーラインだったけど。 私にはこのくらいのさじ加減のライトさが読みやすかった。 ストーリーを進めるための失態をする登場人物がいない。みな(裏稼業も含めた)技能があり、誇りもある。そして、戦時中でありながらそうした人間性が守られているフィクション。 しかし、ミスもなく高い技能もありながらも、1本間違えば命や人生が簡単に失われてしまう不穏さが、深みをだしている。 家族や友人が無事にいられるのか、その中で隣り合う恋愛関係はどうなっていくのか。この先も気になりつつ、読んでいきたい。

Posted by ブクログ