商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/04/26 |
JAN | 9784087718324 |
- 書籍
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赤い月の香り
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赤い月の香り
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商品レビュー
3.9
265件のお客様レビュー
無形のものを形容詞や比喩で表現する、その表現の仕方が非常にユニークな作家さんでした。 “苦く青臭い獰猛な香り” とか “気配が尖る” とかおおよそ今まで使ったことも聞いたこともない表現…(でもなんかわかる…)。最初はなじめず、イメージをつかむのに同じところ何度も読み返したりして...
無形のものを形容詞や比喩で表現する、その表現の仕方が非常にユニークな作家さんでした。 “苦く青臭い獰猛な香り” とか “気配が尖る” とかおおよそ今まで使ったことも聞いたこともない表現…(でもなんかわかる…)。最初はなじめず、イメージをつかむのに同じところ何度も読み返したりして苦労しました。 が、この表現の巧みさについて、読みづらさがだんだん感心にかわって行きました。本当に言葉をあやっているという感じがしました。 次読む機会があれば、そんな表現を抜き出してめもしながら集めてみたいと思ったくらいです。ユニークな作家さんでした。 ストーリーはファンタジーな感じがしました。
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あの不思議な空気感が好きで続編を読みました。 最後に「そことそこが繋がるんだ!」というのもあり、小川朔というキャラにまた少し触れられたのがよかったです。
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前作を読み、ぜひとも続編が読みたいと思っていたので 期待でドキドキしながらこの本を手に取りました。 ひっそりと静かで透明の世界に、今回は真っ赤な荒々しい衝動が潜んでいて その対比に心揺さぶられる思いでした。 人を憎み続けるということは、自分を痛めることでもあるのよね。 物語の終わ...
前作を読み、ぜひとも続編が読みたいと思っていたので 期待でドキドキしながらこの本を手に取りました。 ひっそりと静かで透明の世界に、今回は真っ赤な荒々しい衝動が潜んでいて その対比に心揺さぶられる思いでした。 人を憎み続けるということは、自分を痛めることでもあるのよね。 物語の終わり方に救われた気がします。 そしてそして、さらなる続編が読みたいぞ〜!!
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