商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 郁朋社 |
発売年月日 | 2023/05/01 |
JAN | 9784873027883 |
- 書籍
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評伝 伊藤野枝 ~あらしのように生きて~
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評伝 伊藤野枝 ~あらしのように生きて~
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
確かにこの時代は社会主義者たちを国家は弾圧して、大杉・野枝は虐殺されるという今では想像も出来ない出来事だけれど、でも今の時代の方が目に見えない何かで遥かに束縛されているような気がする。大杉が生きた時代はお金がなくても、会社員にならなくても、定住する家がなくても結構自由に生きていら...
確かにこの時代は社会主義者たちを国家は弾圧して、大杉・野枝は虐殺されるという今では想像も出来ない出来事だけれど、でも今の時代の方が目に見えない何かで遥かに束縛されているような気がする。大杉が生きた時代はお金がなくても、会社員にならなくても、定住する家がなくても結構自由に生きていられた。もちろんそれはほんの一面なのだけれど、そんなことをこの時代の様子を描いている著書を読むたびに思う。彼は本当に自由を生きた人たちだ。大杉伊藤らの子供達のその後も描かれていたのは、今までに読んだ書物にはなくその点でも秀逸だ。
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おそらく、現時点で一番新しい伊藤野枝の評伝。 伊藤野枝という希代の女性、ひとりの人間の思い、その生き様が描かれている。 あの時代に一人の人間として自分の人生を生きたい、と強く思い、それを実行した、その姿に引き込まれ一気に読了。 最終章では、辻潤との子 辻まこと、大杉栄との子 ルイ...
おそらく、現時点で一番新しい伊藤野枝の評伝。 伊藤野枝という希代の女性、ひとりの人間の思い、その生き様が描かれている。 あの時代に一人の人間として自分の人生を生きたい、と強く思い、それを実行した、その姿に引き込まれ一気に読了。 最終章では、辻潤との子 辻まこと、大杉栄との子 ルイズこと伊藤ルイさんについても詳しく触れられている。 文章も読みやすく、伊藤野枝の生涯を知る最初の一冊として最適かと思う。
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評伝 伊藤野枝 堀和恵 郁朋社 日本語もさわやかで 読み応えのある内容だ 伊藤野枝と言う超人を 若くして失ったことは いかにも惜しいことであった それにしても この激しい愛と情がせめぎ合う 目先の物欲と無限の慈愛 利己性と利他性 部分感と全体観 大きな組織化を求めてやまない 不...
評伝 伊藤野枝 堀和恵 郁朋社 日本語もさわやかで 読み応えのある内容だ 伊藤野枝と言う超人を 若くして失ったことは いかにも惜しいことであった それにしても この激しい愛と情がせめぎ合う 目先の物欲と無限の慈愛 利己性と利他性 部分感と全体観 大きな組織化を求めてやまない 不安を掻き立てる競争原理 方や 対等な関係を模索して 家族や村社会を核としながら 利権を生まずに世界を繋げていく かつて縄文期にあったであろう 理想的に調和の関係 アナーキズム無政府主義
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