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西田幾多郎の行為の哲学
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西田幾多郎の行為の哲学

太田裕信(著者)

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西田幾多郎の行為の哲学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ナカニシヤ出版
発売年月日 2023/02/27
JAN 9784779517136

西田幾多郎の行為の哲学

¥5,280

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2025/09/01

「行為」というテーマをめぐる西田幾多郎の後期の思想をとりあげ、その現代的な意義について考察がおこなわれています。 「序章」で著者は、西田がその後期の思想において、弁証法的世界の論理的構造を語ることに終始しており、そこで彼が念頭に置いていたはずの具体的な事象が見えにくくなっている...

「行為」というテーマをめぐる西田幾多郎の後期の思想をとりあげ、その現代的な意義について考察がおこなわれています。 「序章」で著者は、西田がその後期の思想において、弁証法的世界の論理的構造を語ることに終始しており、そこで彼が念頭に置いていたはずの具体的な事象が見えにくくなっていることを指摘しています。西田哲学の継承者である三木清や西谷啓治も、こうした西田の議論の不十分な点に気づいており、彼ら自身は歴史的・社会的現実や経験的事象に密着したかたちで、それぞれの思索を展開させていきました。そこで本書では、「三木や西谷と同じように、西田の「論理」を単にそのまま整理して事足れりとするのではなく、その背後に西田が考えていたと思われる「現象」を明確に浮かび上がらせ、さらにその哲学の可能性を継承して」いくことをめざしていると著者は述べています。 具体的には、西田の後期思想におけるマルクスの影響を明らかにしているところで、資本主義や環境問題などのアクチュアルなテーマと絡めて西田のポイエーシスの思想の意義と限界を論じられていたり、あるいは鈴木大拙の文化論を参照しつつ、西田哲学がわれわれの直面している問題にどのような示唆を投げかけているのかといったことが語られています。さらに柳宗悦と西田の交流にも触れられており、西田の芸術論と柳の民芸論の接点をさぐる試みがなされています。 著者は中沢新一のもとで学んだあと、京都大学大学院の文学研究科に進学した経歴の持ち主ですが、本書の内容には総合人間学部的な知性が感じられるように思います。

Posted by ブクログ

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