商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2023/02/28 |
| JAN | 9784797674262 |
- 書籍
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イタリア暮らし
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イタリア暮らし
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
イタリアの食、文化、自然、人々が、爽やかに軽やかに、それでいてしっかりと作り込まれた菓子のような味わいのある、こなれた美しい筆致によって、異国の地にある私の瞼に浮かんでくる。 頁を繰るのが惜しくなる。もう少し彼女の話すイタリアに揺蕩っていたくなる。 しかし、憧れやロマンチックだ...
イタリアの食、文化、自然、人々が、爽やかに軽やかに、それでいてしっかりと作り込まれた菓子のような味わいのある、こなれた美しい筆致によって、異国の地にある私の瞼に浮かんでくる。 頁を繰るのが惜しくなる。もう少し彼女の話すイタリアに揺蕩っていたくなる。 しかし、憧れやロマンチックだけでは済まないのが暮らしである。 『自由奔放で明るく創造性に富んだ国、というイメージの強いイタリアだが、実像は外面とはかなりずれている』(p.192) 老齢化、人口減少、格差、失業率、環境問題、オーバーツーリズム、移民問題、不安定な政治など、シリアスな現実にも触れている。この作品は2017年前後以降のものだが今でもさして大した変化はないだろう。 「隣の芝生は青い」 奇しくも本作の装丁は鮮やかなブルー(微妙にアオが違うだろうけど)。 ほかを見てうっとりすることもある。けど、自分の足元には何がある?と良くも悪くも比較する機会になった。
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内田洋子さんの四十年を超えたイタリアの暮らし。 私も内田洋子さんを長い間追いかけてきた。 エッセイからイタリアの歴史を知ることもある。 第1章は タイトルは短く単語のみ。 そこから広がる食と人の物語にため息が出る。 内田洋子さんのエッセイには常に人がいる。 ページとページの間...
内田洋子さんの四十年を超えたイタリアの暮らし。 私も内田洋子さんを長い間追いかけてきた。 エッセイからイタリアの歴史を知ることもある。 第1章は タイトルは短く単語のみ。 そこから広がる食と人の物語にため息が出る。 内田洋子さんのエッセイには常に人がいる。 ページとページの間から 喧騒が聞こえ美味しそうな匂いが漂ってくる。 叶うならば市場で売っているチーズを食べてみたい。 また、おいしいイタリアを届けてほしい。
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「できるだけ行きにくいところを目指し、知られていない光景を探し出す。今までも、そしてこれからもイタリアを訪れることはないだろう人たちへ、自分が代わりにとびきりの眺めを切り取ってくる。その場にいっしょにいるかのように、音や匂い、木影や日向の温もりを感じてもらえるように伝えよう。そう...
「できるだけ行きにくいところを目指し、知られていない光景を探し出す。今までも、そしてこれからもイタリアを訪れることはないだろう人たちへ、自分が代わりにとびきりの眺めを切り取ってくる。その場にいっしょにいるかのように、音や匂い、木影や日向の温もりを感じてもらえるように伝えよう。そういう報道もあっていいのではないか」(あとがきより抜粋) その言葉どおりの本だった。 イタリアの街角のバールのざわめき、エスプレッソの香りやミラノの冬の寒さ、聖堂の鐘の音、農村の乾いた空気と出来立てのチーズ、干潟の満ち引き、そういう一つ一つが目に浮かぶだけじゃなくて擬似体験したような感覚になった。 ミラノもヴェネツィアも行ったことはあっても同じようには書けない。ジャーナリストの力のおかげで、経験していないイタリアの日常の景色や、会ったことのないはずの人たちが夏休みの思い出になった。
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