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帝国図書館 近代日本の「知」の物語 中公新書2749
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帝国図書館 近代日本の「知」の物語 中公新書2749

長尾宗典(著者)

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帝国図書館 近代日本の「知」の物語 中公新書2749

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2023/04/20
JAN 9784121027498

帝国図書館

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商品レビュー

4.1

13件のお客様レビュー

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2025/01/14

帯の惹句に「『東洋一』の図書館の理想と現実」とあるように、それまで日本になかった図書館の立ち上げから、現在の国立国会図書館まで繋がる歴史を一覧することの出来る一冊。 図書館という概念がなかった時代から、人、物、心、いずれのリソースも不足している中での悪戦苦闘が描かれている。 現在...

帯の惹句に「『東洋一』の図書館の理想と現実」とあるように、それまで日本になかった図書館の立ち上げから、現在の国立国会図書館まで繋がる歴史を一覧することの出来る一冊。 図書館という概念がなかった時代から、人、物、心、いずれのリソースも不足している中での悪戦苦闘が描かれている。 現在の図書館に関する問題も垣間見られるところもあり、興味深く読めた。

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2024/08/06

最後の項「帝国図書館とは何であったのか」に記載されているとおり、戦前の図書館員の理想は今なお大切なことである。 待ち時間の長さなどの憂さ晴らしに利用者が落書を書いていたという話にびっくりした。数時間待ちが当たり前だったようである。浦安市のテーマパークのアトラクションのような話であ...

最後の項「帝国図書館とは何であったのか」に記載されているとおり、戦前の図書館員の理想は今なお大切なことである。 待ち時間の長さなどの憂さ晴らしに利用者が落書を書いていたという話にびっくりした。数時間待ちが当たり前だったようである。浦安市のテーマパークのアトラクションのような話である。

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2024/02/02

現在の国立国会図書館の源流である帝国図書館をその成り立ちから紐解いていく1冊です。淡々と年代順に事項を並べるような形式ではなく、主には帝国図書館を形作っていった様々な人たち(働いていた人たち、利用した人たち、帝国図書館のありように影響を与えた人たち)の書いた文章を通じて生き生きと...

現在の国立国会図書館の源流である帝国図書館をその成り立ちから紐解いていく1冊です。淡々と年代順に事項を並べるような形式ではなく、主には帝国図書館を形作っていった様々な人たち(働いていた人たち、利用した人たち、帝国図書館のありように影響を与えた人たち)の書いた文章を通じて生き生きと描かれていき、とても楽しく読むことができました。 図書館で働く者のはしくれとして、国立国会図書館の昭和戦前期までの所蔵状況や納本制度の実態については以前から興味があるので、そういった実務的な観点からも、本文や引かれている文献などが今後の業務上の参考にもなりそうだと思いました。

Posted by ブクログ