商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2023/04/21 |
| JAN | 9784163916897 |
- 書籍
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藩邸差配役日日控
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藩邸差配役日日控
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商品レビュー
4.1
41件のお客様レビュー
砂原氏の他の著名な著作と比べると地味な作品なのかもしれないが、氏の書きたいこと、伝えたいことが1番よくわかる佳作なのかもしれないと思った。 役人には違いないが差配役ということで、 「猫探しのエピソード」など決闘場面もほとんどないストーリー、それでも氏が大切にされているテーマ、軸は...
砂原氏の他の著名な著作と比べると地味な作品なのかもしれないが、氏の書きたいこと、伝えたいことが1番よくわかる佳作なのかもしれないと思った。 役人には違いないが差配役ということで、 「猫探しのエピソード」など決闘場面もほとんどないストーリー、それでも氏が大切にされているテーマ、軸は本作でも全くブレがない。 読み進めると他の作品と同様に、最後の最後まで引っ張られ、あと1章、あと数ページのところでドンデン返し。9回裏のさよならホームラン⚾️の心地よさ。私はこの作にも出会えて良かった。
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江戸藩邸の差配役(なんでも屋)を主人公に描く連作中編集。藩主正室の愛猫を探す、ユーモアたっぷりの作品を挿みつつ、最後は藩主親子との意外な関わりが明かされる。後に続く作品が待たれる。
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神宮寺藩江戸藩邸差配役、里村の周りで起こる些事から大事まで、藩邸の『何でも屋』の苦労を垣間見る時代小説。 神宮寺藩江戸藩邸には、様々な役職の困りごとやよしなしごと、修繕から失せ物探しなど、他のお役の方々から『何でも屋』と称される差配役がいる。季節季節の行事に関しての種々の手...
神宮寺藩江戸藩邸差配役、里村の周りで起こる些事から大事まで、藩邸の『何でも屋』の苦労を垣間見る時代小説。 神宮寺藩江戸藩邸には、様々な役職の困りごとやよしなしごと、修繕から失せ物探しなど、他のお役の方々から『何でも屋』と称される差配役がいる。季節季節の行事に関しての種々の手配にとどまらず、お花見の最中に姿をくらました若君の捜索、いなくなった猫の捜索、果ては御家の家臣の権力闘争まで、日々持ち込まれる案件に翻弄される差配役・里村。果たしてお家騒動の行き着く先は、そして里村の選ぶのはどの道か。 タイトルが『日日控』となっていたので、日々の困りごとや起きたことを淡々と記録しているような調子の物語を想像していましたが、思っていたよりもずっとしっかり『物語』でした。書籍の帯になっている、『誰にもできぬお役を果たすのが、勤めにございます』という一言、最後までとてもじんと響く言葉だった気がします。作中に『勤め』とは『誰かが喜ぶ』ようにできている、といった風の言葉があったように思いますが、自分のする仕事は誰かを喜ばせることができるんだ、と思えるのは幸せなことだなと改めて考えさせられました。 お話自体は、ドラマティックな描き方というよりは、しんと静かな水面に波紋が浮かぶのを覗くような、静謐な空気がある描かれ方でした。面白かったのですが、エンターテイメントというよりはもっと静かな雰囲気で、不思議な印象が残る時代小説です。 もう少しこの作品を味わっていたかったと余韻の残る、独特の世界観がありました。
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