商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 本の雑誌社 |
発売年月日 | 2023/03/09 |
JAN | 9784860114763 |
- 書籍
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そして市場は続く
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そして市場は続く
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「市場界隈 那覇市第一牧志市場界隈の人々」からの4年間。 第一牧志公設市場の仮市場への移転と建て替え工事終了までの、 市場と界隈の店、関係者の人々の話を記録した、言葉の数々。 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 ・小さな街に通い続けた4年間のこと 公設市場周辺...
「市場界隈 那覇市第一牧志市場界隈の人々」からの4年間。 第一牧志公設市場の仮市場への移転と建て替え工事終了までの、 市場と界隈の店、関係者の人々の話を記録した、言葉の数々。 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 ・小さな街に通い続けた4年間のこと 公設市場周辺MAP有り。 第一牧志公設市場は終戦後の闇市から始まった市場で、 老朽化で建て替えるため、その長い歴史を一旦閉じます。 仮市場に移転、再びこの地の新しい建物になるとはいえ、 この古い建物は、アーケードや近隣の細い路地等の、 様々な店舗や人々とも繋がっていました。 建て替えが終了したら、また賑わいが戻ってくる予感。 ところが、思いもしなかった苦難の日々が始まりました。 2010年からのコロナ禍は、まさに青天の霹靂。 緊急事態宣言と公設市場の仮市場の休業の繰り返し。 当時の話を語るのは、市場の店や界隈の店と、 アーケードの設置と撤去をした会社、 アーケード撤去がきっかけで復刊した地方情報誌、 建て替え工事の安全祈願祭を執り行った神職も。 前作での人物も数人登場しています。 閉店やネット販売に切り替えた店がある一方で、 新しく店を構える人々もいる。大いに感じるのは人。 縁と繋がり。多彩な年齢や出身のちゃんぷるー。 そしてまちぐゎーのゆいまーるな精神と相対売り。そして笑顔。 短いながら苦難の日々を生きてきた人たちの、生活の記録の重さ。 第一牧志公設市場が元の場所に戻って心機一転となった現在、 実際に行ってその姿を見てみたいと、思ってしまう。
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