商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2023/03/13 |
| JAN | 9784480815705 |
- 書籍
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母は死ねない
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母は死ねない
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商品レビュー
3.9
24件のお客様レビュー
登場してくる母たちには、共感できる母もいれば、共感できない母もいた。でもどんな母もそれぞれの立場があってみんな必死に子供と向き合っているのだよなと感じた。
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- ネタバレ
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河合香織さんのエッセイ集。 初めて行った隣の市の図書館は、男女共同参画に力を入れているようで、その手の本のコーナーが広かった。ときどきチェックしに行こう。 河合香織さんの本は、「帰りたくない~少女沖縄連れ去り事件」のルポを読んだことがある。犯罪被害者や加害者・加害者家族のルポって、重たくて、変な言い方だけど読み応えがあるよね。週刊誌やワイドショーが表面的に取材し、面白おかしく書き立てた事件を、ルポライターが時間をかけて掘り下げて、社会に問題提起する。すごい仕事だと思う。 本書も様々な女性たちを取材したルポだ。ジャンルは「ルポルタージュ」にするか「エッセイ」にするか迷った。エッセイ風でもある。 キャンプ場で小さいわが子からちょっと目を離したすきに行方不明になり、その後(何年かたって)動物が運んだ?らしい骨が見つかった事件(事故?)のお母さんの取材とか、涙なくして読めない。森の中のキャンプ場で小さな子どもから目を離してしまったのだから、事件当初から、「あぁ、この人多分、自分で自分を責め続けるだろうし、すさまじいバッシングを受けるだろうな」と予想できたが、子どもを育てた経験のある人なら、ちょっと目を離したすきにいなくなってヒヤッとしたことがいくらでもあるだろう。(私もある。110番通報をしたこともある)。 そのお母さんと、お姉さんは、事件と向き合いながらも強く生きていこうとしていて、心を打たれた。だけどお父さんが出てこないよね。お父さんは、メディアに顔を出して取材に応じるのは反対だったようだ。 私は、どちらが正しいとは言えないと思うけど、夫婦で意見をすり合わせる必要はあったんじゃないかと思う。 お母さんの意見が正しいとしても、夫を説得してからメディアに出るべきだったのでは…その辺の夫婦のやりとりは全く書かれていないのでわからないけど、私だったら、自分の考えも曲げたくないけれど、夫が絶対に反対だというのに、それを押し切って行動することはできない。自分だけの娘ではなく、二人の娘なのだから。 ↑などの意見も含め、悲しみの中にいる家族に、他人がつべこべ言うべきではないと思った。・・・これはあくまで本の感想です・・・とにかくこのお母さんは、当然ながら自分を責めつつも、現実を直視し、逃げることもなく、上のお子さんともしっかりと向き合い、世間(捜索してくれた人たち)に対しても感謝の気持ちを忘れず、立派な方だと思った。 他にも、重度の障害をもつわが子を意図的に死なせてしまったお母さんの話。 夫と自分が2分の1ずつ持っている遺伝子のせいで、4分の1の確率で子どもが難病になる…って、今まで出生前診断に関する本とかもけっこう読んだんだけど、また考えが覆されたな・・・。それも、妊娠・出産を決断したときに、「障害があると分かっていて生む」ことについて周囲からとやかく言われたり。 何が正しいかわからないけど、でも、生まれてくる命は、病気や障害があろうとなかろうと、等しく尊いということは絶対に間違ってないと私は思う。そんなのきれいごと?いやいや・・・。 ところでタイトルは「母は死ねない」で強烈で、著者ご本人が出産後に感染症で死にそうになったことから始まるのだが(だからここの部分はエッセイ)、本の最後には「母は死ねない、ということはない」という結論に至っていて興味深い。 そのへんはやはり、一人の女性は「母」でも「妻」でも「女」でもなく、一人の人間として自分の生と向き合っているのだから、ということだ。
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著者が様々な母親と出会って、自分をある程度さらけ出すことでその母親の本音を引き出す形でそれぞれのストーリーが展開しており、何度も読み返すことが多かった.男の立場からみると、母親の女としての強さばかりが目立つ話がほとんどで、男としての不甲斐なさを度々感じた.やはり母は強いのだと思う...
著者が様々な母親と出会って、自分をある程度さらけ出すことでその母親の本音を引き出す形でそれぞれのストーリーが展開しており、何度も読み返すことが多かった.男の立場からみると、母親の女としての強さばかりが目立つ話がほとんどで、男としての不甲斐なさを度々感じた.やはり母は強いのだと思うが、これからの時代 男も女の行動の一端をサポートする、あるいは立ち変わる というようなステップが必要で、その意味で男が変わっていく必要があるな感じた.
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