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小川さゆり、宗教2世
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小川さゆり、宗教2世

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小川さゆり、宗教2世

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/03/12
JAN 9784093801256

小川さゆり、宗教2世

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商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2024/06/11

統一教会の二世の方による手記。まずは告発した勇気が凄い。疑問や不快感があったとしても自分がハマっていた価値観からの脱却は大変な事だと思う。会見前に妨害してくる教会もなかなか(精神科病院に入院した事が事実だとしても)酷い。 祖母の介護で母親が鬼の様になるも教団内では笑顔を絶やさない...

統一教会の二世の方による手記。まずは告発した勇気が凄い。疑問や不快感があったとしても自分がハマっていた価値観からの脱却は大変な事だと思う。会見前に妨害してくる教会もなかなか(精神科病院に入院した事が事実だとしても)酷い。 祖母の介護で母親が鬼の様になるも教団内では笑顔を絶やさないとかいうホラー要素、ランドセルもまともに買ってもらえないという貧窮要素、性に関して厳しいのに歳上男性信者からのセクハラはほぼ黙殺というセクハラ要素等、マイナス面が各方向に向いている。それでもコミニティーに属している時の安心感は強力で「宗教は阿片」とかいう言葉(出典は不明)も分かる。 30歳過ぎで子どもの多産を促され且つ養子に出す(養子に出された妹さんは幸せに暮らしていたとの事は誤解なきよう)というのは倫理的には頷き難いが少子高齢社会に対する1つの回答と言えなくもない。 良き伴侶とお子様がいらっしゃるのが読者としても救いとなっていて良かった。

Posted by ブクログ

2024/01/10

子供の幸せは親次第なんだなと考えさせられる。 こんな過酷な幼少青年期を過ごしても不貞腐れず、今魂を燃やして生きている姿にただただ尊敬。 エッセイは自分の狭まった視野を広げてくれるから好き。

Posted by ブクログ

2024/01/06

新年一発目が宗教2世の本というのはなんとも言えませんが、今年は色んな本を読みたいのでね。 「宗教2世」の人たちのことを考えさせられた。宗教というものは信じるのはその人の自由だし、そこに救われるのであれば問題はないと思う。でも、その信仰を子どもや他人に押し付けたり、信仰自体が生活...

新年一発目が宗教2世の本というのはなんとも言えませんが、今年は色んな本を読みたいのでね。 「宗教2世」の人たちのことを考えさせられた。宗教というものは信じるのはその人の自由だし、そこに救われるのであれば問題はないと思う。でも、その信仰を子どもや他人に押し付けたり、信仰自体が生活を圧迫させるものになるとやっぱり話は別だとこの本を読んで改めて感じた。まして、子どもにとって親の考え方ってめちゃくちゃ影響力がある。小川さんが大人になり、脱会してからも統一教会の教えを信じてしまうのも納得だった。 この本の中で驚いたことは、「貧困」に関する記述。小川さんが小学校に上がる時、ランドセルや制服を買ってもらえなかったということに私は非常に驚いた。子どもがいる、というか子どもを産むことを両親は何だと思っているんだろうと非常に憤りを感じた。「宗教に関わること以外にお金を使うことに無駄を感じる」ことに異常さを感じないこともやっぱり宗教の怖さなんだろうな。

Posted by ブクログ

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