商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/03/08 |
JAN | 9784065283516 |
- 書籍
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超・進化論 生命40億年 地球のルールに迫る
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超・進化論 生命40億年 地球のルールに迫る
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商品レビュー
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さいきん、生物に関する本を何冊か読んで、この分野で新たな知見が次々と見出されていることを知りました。 『昆虫学者、奇跡の図鑑を作る』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B0BF41DSZ6 『これからの時代を生き抜くため...
さいきん、生物に関する本を何冊か読んで、この分野で新たな知見が次々と見出されていることを知りました。 『昆虫学者、奇跡の図鑑を作る』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B0BF41DSZ6 『これからの時代を生き抜くための生物学入門』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B08JV1LBN1 『生物はなぜ死ぬのか』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B091PTTHVM 興味が高まったので、関連する本をさらに読もうと思い書店で探したところ、このタイトルが目に留まりました。 『NHKスペシャル』で放映されたシリーズを、書籍化したものだそうです。 このテレビ番組は視聴しなかったのですが、「(テレビなので)興味をそそられるテーマを、わかりやすく紹介しているだろう」と期待して、読んでみることにしました。 地球に住む生物の中から3つを取り上げ、3章にわけて、最新の研究成果を紹介しています。 第1章は植物について。 ずいぶん前に、「クラシック音楽を聴かせた野菜は育ちが良い」という話を聞いたことがありました。 この章に載せられた最新の研究結果を読んで、植物は音に限らず、人間が感じることが出来ないものも含め、外界の情報を取り込み、対処しているのだ、と知ることができました。 植物に対する見方が大きく変わる、想像以上の内容でした。 第2章は昆虫について。 サナギの中では、どうのようなことが起こっているのか? 小耳には挟んでいたのですが、詳しい解説を読んだのは、本書が初めてでした。 昆虫がなぜ“完全変態”ができるようになったのか? 生物の進化というのは不思議だなと思いました。 また、体は小さくても数が多い昆虫という存在が、広い地域の環境や人間生活に影響を与えているという話も、興味深く読ませていただきました。 第3章は微生物について。 プラスチックを分解するなど、特殊な能力を持つ微生物の探索・研究が、ずいぶん進んでいることに驚きました。 ただし人間社会への活用については、デメリットの検証も含め、まだ乗り越えるべき壁がありそうですね。 人間の細胞の数よりも、人間の体内にいる微生物の数のほうが多い。 自分の意思で選択したと思った行動が実は、微生物の影響を受けていた可能性もある。 これらのことを知ってしまうと、”自分”さらには”個体”という概念すら、考え直さなければいけないように感じました。 新しい技術の活用もあり、生物に関する研究がかなり進んできているということを、本書を読んで再認識しました。 これまで人間には見えていなかっただけで、植物、昆虫、微生物たちは驚くべき"能力"を、持っているのですね。 「人間が進化の頂点にいる」という考えは、改めなければならない。 様々な生物が相互に影響しあっている中で、種を大量に絶滅させているという人類のふるまいは、取り返しのつかない結果を生む可能性がある。 本書のメッセージは強く印象に残りましたし、多くの人が共有すべきことだとも思いました。 ますます興味が高まったので、この分野の本は今後も継続して、読んでいこうと思います。 .
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進化と言えば、人がその最先端かと思いきやとんでもない。 本書では、全生物の重量で95%を占める植物、全生物種の半分を占める昆虫、そして人体に生息する約100兆の微生物について解説されている。 植物、昆虫、動物が会話していると聞いてもピンとこないと思う。そこには人知を超えた驚異の世...
進化と言えば、人がその最先端かと思いきやとんでもない。 本書では、全生物の重量で95%を占める植物、全生物種の半分を占める昆虫、そして人体に生息する約100兆の微生物について解説されている。 植物、昆虫、動物が会話していると聞いてもピンとこないと思う。そこには人知を超えた驚異の世界が広がっている。地球上に生きとし生けるものが密接に関わりあっているのだ。
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