哀惜 ハヤカワ・ミステリ文庫
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哀惜 ハヤカワ・ミステリ文庫

アン・クリーヴス(著者), 高山真由美(訳者)

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哀惜 ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/03/23
JAN 9784151853012

商品レビュー

4

45件のお客様レビュー

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2026/04/10

とても上手く出来た作品だった。テレビドラマでシェトランドとかヴェラとか全部見て良いな〜と思っていた。でも時々暗くやるせないと思う事もあった。それで、 シェトランドの1巻と2巻を読んで後全部読んでなかったのを後悔した。その2巻を読んでから大分年月が過ぎて、長く生きると物語を深く感じ...

とても上手く出来た作品だった。テレビドラマでシェトランドとかヴェラとか全部見て良いな〜と思っていた。でも時々暗くやるせないと思う事もあった。それで、 シェトランドの1巻と2巻を読んで後全部読んでなかったのを後悔した。その2巻を読んでから大分年月が過ぎて、長く生きると物語を深く感じる様になるのがわかった。

Posted by ブクログ

2026/02/28

始めから最後まで、暗いイメージで物語が淡々と進んでいく 前半は特に何が起きているのかもハッキリせずに進んで、後半一気に物語が展開して行く 最後はなるほどそう言う事かと納得している 現実に起きている事件と思える真実味があって、ある意味怖い

Posted by ブクログ

2026/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

死人に口無し。
 死んだ人間を語るのは、いつだって生きている者たちだ。 ある海岸で殺された一人の男は、別の町から流れ着き、その土地に住み着いていた。
酒に溺れ、身を持ち崩し、誰かの助けがなければ生きていけそうにない男だった。 舞台はイギリスの片田舎。
伝統的な宗教観が色濃く残るその街で、人々は彼に救いの手を差し伸べる。 
――その男が、殺された。 小さな村の閉じた人間関係の中で、それぞれの思惑が交錯し、人々は口々に男を語る。
 そうして断片的な言葉が積み重なり、一人の人間の輪郭が、少しずつ形作られていく。 真実を静かに、粘り強く追う刑事マシューがいい。
 寡黙で仕事ができ、職人のような刑事。
表面だけを見れば、完璧なプロフェッショナルに映る。 だが彼は、厳格な宗教を尊ぶ家庭に生まれ、それに反発した結果、家族とは断絶状態にある。
 プライベートでは男性と結婚しており、そのこともまた、家族との距離を決定的なものにしている。 事件の全容解明と、マシュー自身の人生が重なり合い、物語は静かに終盤へと向かう。
 そしてラスト、殺された男の「生きた意味」がそっと浮かび上がり、強く胸を打たれる。 沁みる一作。

Posted by ブクログ

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