商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2023/03/23 |
| JAN | 9784151853012 |
- 書籍
- 文庫
哀惜
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哀惜
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商品レビュー
4
45件のお客様レビュー
とても上手く出来た作品だった。テレビドラマでシェトランドとかヴェラとか全部見て良いな〜と思っていた。でも時々暗くやるせないと思う事もあった。それで、 シェトランドの1巻と2巻を読んで後全部読んでなかったのを後悔した。その2巻を読んでから大分年月が過ぎて、長く生きると物語を深く感じ...
とても上手く出来た作品だった。テレビドラマでシェトランドとかヴェラとか全部見て良いな〜と思っていた。でも時々暗くやるせないと思う事もあった。それで、 シェトランドの1巻と2巻を読んで後全部読んでなかったのを後悔した。その2巻を読んでから大分年月が過ぎて、長く生きると物語を深く感じる様になるのがわかった。
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始めから最後まで、暗いイメージで物語が淡々と進んでいく 前半は特に何が起きているのかもハッキリせずに進んで、後半一気に物語が展開して行く 最後はなるほどそう言う事かと納得している 現実に起きている事件と思える真実味があって、ある意味怖い
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死人に口無し。 死んだ人間を語るのは、いつだって生きている者たちだ。 ある海岸で殺された一人の男は、別の町から流れ着き、その土地に住み着いていた。 酒に溺れ、身を持ち崩し、誰かの助けがなければ生きていけそうにない男だった。 舞台はイギリスの片田舎。 伝統的な宗教観が色濃く残るその街で、人々は彼に救いの手を差し伸べる。 ――その男が、殺された。 小さな村の閉じた人間関係の中で、それぞれの思惑が交錯し、人々は口々に男を語る。 そうして断片的な言葉が積み重なり、一人の人間の輪郭が、少しずつ形作られていく。 真実を静かに、粘り強く追う刑事マシューがいい。 寡黙で仕事ができ、職人のような刑事。 表面だけを見れば、完璧なプロフェッショナルに映る。 だが彼は、厳格な宗教を尊ぶ家庭に生まれ、それに反発した結果、家族とは断絶状態にある。 プライベートでは男性と結婚しており、そのこともまた、家族との距離を決定的なものにしている。 事件の全容解明と、マシュー自身の人生が重なり合い、物語は静かに終盤へと向かう。 そしてラスト、殺された男の「生きた意味」がそっと浮かび上がり、強く胸を打たれる。 沁みる一作。
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