商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2023/03/17 |
JAN | 9784582860252 |
- 書籍
- 新書
政治家の酒癖
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政治家の酒癖
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
異色の政治家列伝
明治時代の黒田清隆が酔っ払って奥さんを斬り殺したとか、伊藤博文、高橋 明治時代の黒田清隆が酔っ払って奥さんを斬り殺したとか、伊藤博文、高橋
是清の醜態なんぞはまだ笑い話ですむけどもが、田中角栄、池田勇人、宮沢
喜一のソレとなると、笑いもひきつってくる始末。
ましてスターリンや、ロシアのエリツィンの酒癖ともなると周囲の人々がこう
是清の醜態なんぞはまだ笑い話ですむけどもが、田中角栄、池田勇人、宮沢
喜一のソレとなると、笑いもひきつってくる始末。
ましてスターリンや、ロシアのエリツィンの酒癖ともなると周囲の人々がこう
むる迷惑もスケールアップ!
ただ意外にも、元首相の管義偉、安倍晋三、ドナルド・トランプ、ジョー・バ
イデンなんて方々はそんなに嗜まれないご様子。
そしてかのウラジミール・プーチン氏も飲酒の習慣はなく、日々身体を鍛える
健康志向タイプ。この一点をもって著者である栗下直也氏は、「人間は酒を飲
まないからと言って合理的な判断ができるとは限らない」と辛辣きわまる指摘
をしている。本書のラストで、筆者は書いている。
「結論めいたことを述べれば、私たちは政治家に期待しすぎずに、文句を言わ
ずにやれることをやるしかない(中略)政治を完全に誰かにまかせるのは、友
人や自分が吐瀉まみれになっても放っておくのと同じである」
正月気分をふっとばした石川県の地震と共に、上記のコトバをかみしめており
ます。
子門
なんとなく政治家は古今東西皆美酒を好む人が多いイメージがあったけれど、実際にはかなりグラデーションがあるのだということが分かった。 著者は「政治家の酒量と政治判断の合理性は比例しない」と書いているが蓋しこれに尽きる。酒癖が良かろうか悪かろうが、政治の手腕にはあまり関係無いものな...
なんとなく政治家は古今東西皆美酒を好む人が多いイメージがあったけれど、実際にはかなりグラデーションがあるのだということが分かった。 著者は「政治家の酒量と政治判断の合理性は比例しない」と書いているが蓋しこれに尽きる。酒癖が良かろうか悪かろうが、政治の手腕にはあまり関係無いものなのだろう。トランプ、プーチン、安倍晋三が全く酒を飲まないというのが意外だった。 とはいえプーチン以前のロシアのトップ達の酒癖はぶっちぎりでやばいドン引きレベルなので、一国のリーダー達にはある程度節度を持った飲み方をしてほしいなぁと思った。個人的には周恩来の描かれ方が理想だ。 新書なのでサクサク読めたが、ほぼ日米露中の政治家ばかりだったので、もし第二弾があればもっと色々な国や政治家を扱ってほしい。今ならウクライナのゼレンスキーやイスラエルのネタニヤフとか。
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- ネタバレ
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トランプとバイデンに禁酒の共通点があったのは意外 眉唾物ではあるが、ロシアの無茶苦茶な話は読んでいて面白い ラジオに出演した著者本人はあまり話が上手なタイプではなかった
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