商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2023/03/15 |
JAN | 9784591177464 |
- 書籍
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すきだらけのビストロ うつくしき一皿
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すきだらけのビストロ うつくしき一皿
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商品レビュー
3.6
43件のお客様レビュー
お料理が人の心をちょっと軽くしていく割とよくあるシチュエーションの物語。 でもこのお店がすごくよくて、キッチンカーと八畳ほどの広さのテント。椅子や掛けられた絵画でその度印象を変える客席の描写は読んでいて、誰かこんなお店作って!と思ってしまう。料理に関しては、いや素人はこんな料理名...
お料理が人の心をちょっと軽くしていく割とよくあるシチュエーションの物語。 でもこのお店がすごくよくて、キッチンカーと八畳ほどの広さのテント。椅子や掛けられた絵画でその度印象を変える客席の描写は読んでいて、誰かこんなお店作って!と思ってしまう。料理に関しては、いや素人はこんな料理名知らんて、と思うようなものをすいすい楽しんでしまう登場人物にちょっと違和感感じてしまう。でも全体的にほんのりミステリアスで美味しそうで素敵な物語だった。
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魅力的な装画に何とも美味しそうなフランス料理の描写に心踊る。美しい音楽や絵画と美味しい料理で心もお腹も満たされる。のんびりしたシェフの兄としっかり者の弟ギャルソンがキッチンカーで全国津々浦々を巡りながら兄の恩人「翁」を探す過程で、様々な客の心も癒すという趣向。心温まる物語のはず...
魅力的な装画に何とも美味しそうなフランス料理の描写に心踊る。美しい音楽や絵画と美味しい料理で心もお腹も満たされる。のんびりしたシェフの兄としっかり者の弟ギャルソンがキッチンカーで全国津々浦々を巡りながら兄の恩人「翁」を探す過程で、様々な客の心も癒すという趣向。心温まる物語のはずなのに今ひとつ入り込めないのは、兄弟の旅と客の悩みがカチッと噛み合っていないことと、ファンタジーに振り切れていない中途半端さが要因か。料理名も馴染みのないフランス語なのに解説は少なめで、座席はいくつもの小さなテントで中は重厚なアンティーク家具というチグハグさ。これがファンタジーなら許容できるが、あくまでも現実世界のお話であるなら違和感が拭えない。純粋に物語を楽しむための舞台はきちんと設定してほしい。
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翁を探す旅と人の憂をなくす移動キッチン。翁にマダム・ウィの遺したものを翁に返す旅を伏線に、各章で人の憂を晴らしていく料理が魅力的な物語。やや後半になるとパターンに飽きた。翁との出会いも驚きなく、クライマックスを感じられなかったけど、楽しく読めました。
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