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すきだらけのビストロ うつくしき一皿 の商品レビュー

3.7

57件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2026/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

好きと、隙をかけた言葉選びが素敵。 ひとつひとつの話ごとに散りばめられた贈り物のような言葉に力をもらえる本です。 こんなレストラン?ビストロ? サーカスのようなテントのレストランがあれば、 憂いてしまう世の中も生きていけるだろうな。

Posted byブクログ

2026/02/25

ビストロを営む兄弟が人探しをする連作短編集。 探しているのが、身元を明かさずに芸術家を支援してきた人なので、探すうえで芸術家との交流も描かれる。音楽、舞台、美術…様々な芸術作品や芸術家は想像力を刺激する。そして何よりもビストロでふるまわれる料理の数々!フランス料理に疎い私でも美味...

ビストロを営む兄弟が人探しをする連作短編集。 探しているのが、身元を明かさずに芸術家を支援してきた人なので、探すうえで芸術家との交流も描かれる。音楽、舞台、美術…様々な芸術作品や芸術家は想像力を刺激する。そして何よりもビストロでふるまわれる料理の数々!フランス料理に疎い私でも美味しそう!と感じさせられた。 ビストロを営むのは一見対照的な兄弟ではあるけれど、お互いを思いやる姿など根っことなる部分はそっくり。やさしい兄弟が営むビストロは温かく感じられた。 ピアノ演奏会でおなかを鳴らしてしまうジュエリーコンサルタントの物語、退職後に能を始めた父の物語が特に印象的。 人情味あふれていてとても優しい物語の数々に心が温かくなった。

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2025/12/25

料理の描写が細かくて綺麗な言葉 で表されています! 読んでいて、自分のお腹と心も満たされるような本です。

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2025/12/10

さらっと読めたけど展開が遅くてもどかしかった気もする。最終的には回収できているので読後のモヤっとはなし。でも兄弟が似てなさすぎてイメージが湧かず。 憂き世とつくしはうまいこと言ったなぁと思った!

Posted byブクログ

2025/11/18

「ビストロの朝食 〜 おいしいパンとよい酒があれば 〜」 ヒントは少なすぎるが。 普段は似ていない兄弟であったとしても、育てられた環境が一緒であるのならば根っこは同じなのだろう。 「ヴィルトゥオーゾのカプリス」 会場中の視線を受けて。 空間を壊してしまったと自分が思い込んだから...

「ビストロの朝食 〜 おいしいパンとよい酒があれば 〜」 ヒントは少なすぎるが。 普段は似ていない兄弟であったとしても、育てられた環境が一緒であるのならば根っこは同じなのだろう。 「ヴィルトゥオーゾのカプリス」 会場中の視線を受けて。 空間を壊してしまったと自分が思い込んだからこそ、余計に気がかりになって飛び出してしまったのだろ。 「マエストロのプレジール」 嘘を重ねた末のことで。 初めは小さなことで気にならないものであったとしても、大事な局面でバレて信頼を失うこともあるよな。 「ギャルソンの昼食 〜クスクスの中でペダルを漕ぐ 〜」 あたたかい雪を探して。 これを元に辿っていくには細すぎる道ではあるが、繋がった時には大きな一歩となり一気に近づくだろう。 「シュヴァリエのクラージュ」 悪い方へと考えていき。 簡単に確認するには怖すぎる現実だったからこそ、逃げて向き合うことをやめて逃避していたのだろうな。 「トルバドゥールのパシオン」 挟まれて潰されていく。 同じ思考を持っているわけでないから意見の相違が出るのは仕方がないとはいえ、直前にこれはきついな。 「シェフの夕食 〜 ニンジンは煮えてしまった 〜」 翁に会いにいったけど。 遅れてきた挙句に当時の状況を何一つ伝えないまま、断ることが出来ず出したものを流すのは最低だろう。 「ピオニエのメルヴェイユ」 全てを失ったけれども。 皆が同じ道を目指しているからこそ、今までには感じることのなかった苦しい想いをしているのだろうな。 「フィロゾフのエスポワール」 心配されているけれど。 隠さなければいけないのであれば、言い訳もうまくして辻褄を合わせなければ不安にさせてしまうだろう。 「ビストロのデザート 〜 最後のものにうまいもの 〜」 ようやく見つけれたが。 下手に長々と話をするのではなく、たった一言尋ねたからこそ再び繋がることが出来た縁だったのだろう。

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2025/10/09

お世話になった「マダム」の訃報。その最期の約束として、昔お世話になった「翁」へ漆器を返すため、ビストロ「つくし」は美味しい料理とともに日本中を旅する。 目の前に立ちはだかる問題に悩み、足が止まった際、イルミネーションに飾られたサーカステントのビストロに出会い、自分だけのスペシャリ...

お世話になった「マダム」の訃報。その最期の約束として、昔お世話になった「翁」へ漆器を返すため、ビストロ「つくし」は美味しい料理とともに日本中を旅する。 目の前に立ちはだかる問題に悩み、足が止まった際、イルミネーションに飾られたサーカステントのビストロに出会い、自分だけのスペシャリテを味わうことができる。ファンタジー要素はないのに、どこか童話のような温かさも感じられる作品。 シロクマのようなシェフと猫のようなギャルソンの兄弟という対比も、どことなくこの物語の優しい雰囲気に合っていていいなと思った

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2025/08/09
  • ネタバレ

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*シロクマのようなシェフ兄と黒猫のような給仕係の弟が旅をしながら料理店を開く *シロクマさんを支援してくれた「翁」を探して全国を巡る *最後は見つかる

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2025/08/07

様々な芸術、芸術から着想を得た料理、どちらも素敵ですが、それらが組み合わさることでどんなに素晴らしいだろうかと思いました。 心もお腹も満たされることで、明日への活力が湧いてくるような、移動式レストラン。描写から、非常に素敵な空間であることが伝わってきます。フランス料理はあまり知ら...

様々な芸術、芸術から着想を得た料理、どちらも素敵ですが、それらが組み合わさることでどんなに素晴らしいだろうかと思いました。 心もお腹も満たされることで、明日への活力が湧いてくるような、移動式レストラン。描写から、非常に素敵な空間であることが伝わってきます。フランス料理はあまり知らないのですが、興味を持って調べながら読み進めるのも楽しかったです。 メインのストーリーも短編も、温かさに溢れていて心穏やかに楽しめました。

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2025/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

素敵でした。出てくる料理はフランス料理で、全く詳しくないので想像はできませんでしたが、各章の主人公がとても美味しそうに、そして食べた後幸せそうにしている姿が想像できて、私もビストロつくしに出会いたいなと思いました。 すきだらけが、最後そうゆうことだったのかと納得できました。 最後の言葉を見る限り、みなさんハッピーエンドで良かったと思います。 タルトタタンは食べてみたい。

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2025/04/01

サーカスのテントのような移動式の 不思議なビストロを舞台にした ほっこり美味しい連作短編集。 料理の腕はいい兄と、経営手腕のある弟。 ふたりの定番の掛け合いも良いスパイスだ。 兄の独立を援助してくれた謎の老人を探して 援助してもらったという人たちを 訪ねて歩くロードムービー要...

サーカスのテントのような移動式の 不思議なビストロを舞台にした ほっこり美味しい連作短編集。 料理の腕はいい兄と、経営手腕のある弟。 ふたりの定番の掛け合いも良いスパイスだ。 兄の独立を援助してくれた謎の老人を探して 援助してもらったという人たちを 訪ねて歩くロードムービー要素が「横糸」 でも、仕事で忙しくて疲れたOLや 彼女の好みに合わせようと 背伸びしている青年や 夫婦関係に悩む男性などなど たくさんの人々の心とお腹を満たす いつもよりちょっと手の込んだ一皿が 登場するのです。 そうして縁をたどっていった先に…。 うーん、やっぱり素敵なビストロ。

Posted byブクログ