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塀の中のおばあさん 女性刑務所、刑罰とケアの狭間で 角川新書
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塀の中のおばあさん 女性刑務所、刑罰とケアの狭間で 角川新書

猪熊律子(著者)

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塀の中のおばあさん 女性刑務所、刑罰とケアの狭間で 角川新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/03/10
JAN 9784040824703

塀の中のおばあさん

¥1,034

商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2025/11/30

https://x.com/nobushiromasaki/status/1995092626987520139?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

Posted by ブクログ

2025/10/19

行き場のない高齢者が衣食住を求めて犯罪を起こし刑務所に入るようなケースがけっこうあることは知っていた。この本もそういう高齢受刑者を取り上げたものだと思っていたんだけど、より広がりのある視点として女性受刑者・犯罪者に実態を取り上げてた本なのだと思う。 男性に比べ経済的な基盤が脆弱な...

行き場のない高齢者が衣食住を求めて犯罪を起こし刑務所に入るようなケースがけっこうあることは知っていた。この本もそういう高齢受刑者を取り上げたものだと思っていたんだけど、より広がりのある視点として女性受刑者・犯罪者に実態を取り上げてた本なのだと思う。 男性に比べ経済的な基盤が脆弱なことが多くしかも長寿の女性たちが、高齢になると困窮しかねないのはわりと想像がつく。一方で困窮だけでなく、寂しさや孤独感が影響して人とのつながりがある(つながらざるを得ない)刑務所行きを望むような割合も女性のほうが多いよう。しかも、人とのつながりに縛られたりするために、例えば麻薬常習などに陥って刑務所に入るようなケースも、より若い世代を中心にけっこうあるよう。 ことほどさように、相対的に見れば男性とはちょっと違った女性ならではの犯罪傾向、刑務所行きになる傾向のようなものがあるようで、それならば女性ならではの対応がなされるべきだと思う。それは刑務所に入ってからでなく、本来そういう施策は犯罪を未然に防ぐためになされるべきで、社会保障や福祉の手立てが対策になるはず。 また、認知症で判断能力の覚束ない受刑者もいて、そういう人が果たして懲役などによって罪を償えるのか、つまり刑務所に入れるべきなのかということもある。また、受刑者でありながらある意味手厚いケアがなされることへの批判もあり、著者もそのような思いを抱いたことを書いているが、自分としてはそういう法律の下で刑務所に入れたのなら、どのような状況であろうと面倒をみるのが筋だろうと思う。一方で、書中のある精神科医は、犯罪をゼロにしようとし、本当は責任能力があるのに責任能力なしと診断するようなこともあるという。それって、犯罪か否かしか基準がないということだろう。犯罪に至った経緯に着目し、懲役や罪を償えという発想を離れ、更生の道を開く方向性も必要だと思う。 書中では数人の女性受刑者へのインタビューも載っているが、多くが「自分が弱かった」的なことを言っているのが非常に気になった。刑務所でそういうふうに自身の弱さが罪を犯したのだと矯正指導しているのだろうか。確かに、同じ状況に面しても罪を犯さない人もいるのは事実だが、この本を読んでも思ったように非常に不安定な人生を生きてきた人が刑務所に入りやすいことからすると、自分の責に帰させるようなのもどうなのかと思う。 最終章は、女性政策のおそまつさに話が及ぶ。ここにもジェンダーが宿っている。女性向けに心身や経済・社会的立場をくんだ政策が整備されることで、女性受刑者はある程度減るんじゃないかと思った。

Posted by ブクログ

2024/11/09

2045年には65歳以上の女性が2割を超す推定だと言う。そして今、65歳以上の人が女性受刑者全体の2割を占める。刑務官が介護士のようになっていることも。女性が陥りやすい貧困などの原因があり、刑罰かケアかではなく、兼ね備えた仕組みが必要。 どこを読んでも知らないことばかり。でも自分...

2045年には65歳以上の女性が2割を超す推定だと言う。そして今、65歳以上の人が女性受刑者全体の2割を占める。刑務官が介護士のようになっていることも。女性が陥りやすい貧困などの原因があり、刑罰かケアかではなく、兼ね備えた仕組みが必要。 どこを読んでも知らないことばかり。でも自分の人生を鑑みても、どこかで踏み外したら可能性はあると思う。誰もが考えなければいけない問題なんだろう。簡単ではないけれど。

Posted by ブクログ