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メタボラ 新装版 文春文庫
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メタボラ 新装版 文春文庫

桐野夏生(著者)

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メタボラ 新装版 文春文庫

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2023/03/08
JAN 9784167920111

メタボラ 新装版

¥1,430

商品レビュー

4.2

11件のお客様レビュー

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2025/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長かったけど、最後まで興味を引かれ読んで良かったと思える小説でした。自分も主人公とは似たような家庭環境だったり、世代も近いし共感出来ることが沢山あったので読んでいて凄くリアルで、主人公と一緒に苦しみながら読んでました。とても切ないお話ですが、そういうところも含めて好きな作品です。

Posted by ブクログ

2025/01/14

途中だれてしまいましが、長編だし達成感の為に読んでいるような感覚でした。 主人公と自分が重なる部分があり読んでいて辛くなりました… なんの計画も策もないけど私は幸せになるんだと改めて思いましたね。 2人とも幸せになってくれと思いながら最後まで読みました。

Posted by ブクログ

2023/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真っ暗闇の森の中を逃げる〈僕〉。 逃げている理由はおろか自分の名前すら分からないままひたすら山を下り、疲れ切って動けなくなった時に出会ったのが昭光だった。 昭光によってギンジという名前を与えられた〈僕〉はゼロからギンジを生きることになる‥。 予備知識なく読み始めたので、初めはギンジが過去に何か大きな犯罪を犯したのだと思ったが、その方がむしろ良かったと思うほど、読んでいて疲弊する生い立ちだった。ただ不幸だというだけではない、もどかしさとやるせなさ。苛立ちや諦め。 一方、刹那的な生き方を自ら求めている昭光の末路も衝撃的だ。 若者も中年も、登場人物のすべてが溜め息が出てしまうような生き方で、でもこれが100%が非現実なわけではないんだよな、と思うと、痛いところにスポットライトを当てられたような気持ちになった。

Posted by ブクログ