商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2023/03/10 |
JAN | 9784198948245 |
- 書籍
- 文庫
破滅へと続く道 右か、左か
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
破滅へと続く道 右か、左か
¥781
在庫あり
商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
誰にでも何度でもある人生の選択をテーマにした短編集。平坦だけれど安全な道を行くのか、それとも苦難と分かっている茨の道を行くのか。主人公がどちらの道を選ぶのか、はらはらさせられる作品です。 それぞれの物語は独立していて、それぞれにハッピーエンドだったりバッドエンドだったりしますが。...
誰にでも何度でもある人生の選択をテーマにした短編集。平坦だけれど安全な道を行くのか、それとも苦難と分かっている茨の道を行くのか。主人公がどちらの道を選ぶのか、はらはらさせられる作品です。 それぞれの物語は独立していて、それぞれにハッピーエンドだったりバッドエンドだったりしますが。しかし彼らの人生はそれで終わりではなく、そのあとも続くのですね。最終的に彼らがどうなるのかは、わからないのです。そしてあえて選ぶ苦難の道でも、それが即不幸というわけでもなく、その逆もしかりなのかも。つまり正しい道を選べたのかどうかだなんてことは、ほとんどの場合分からないんですよね……この作品でも明確になったのは、冬の分岐点だけかも。 ちなみにタイトルがこれなのですが、全体としての読み口は悪くありません。思ったほど破滅ばかりでもないです。読めば少し前向きになれる作品といっていいかもしれません。
Posted by
著者初読み。 タイトルから、もっとスリリングで悲惨なストーリーかと期待したんだけど違った。 主人公が人生の分岐点に立った時、破滅へと続くかのような選択をするけれど、ストーリーの最後はハートフルな感じ。 個人的に読みたかったものと違ったので2話読了で挫折。
Posted by
普段全く読まないジャンルだけど、興奮気味に一気読み。 エロスはしっかりエロスです。 テーマの〈道の選択〉について、最初と最後の作品にでる「ネコ拾う人」と「カルトに染まった人」が異なるようでいて社会と断絶している点で似てるけど、正しい方を選べたように思い安心しました。 ちょっと逸...
普段全く読まないジャンルだけど、興奮気味に一気読み。 エロスはしっかりエロスです。 テーマの〈道の選択〉について、最初と最後の作品にでる「ネコ拾う人」と「カルトに染まった人」が異なるようでいて社会と断絶している点で似てるけど、正しい方を選べたように思い安心しました。 ちょっと逸れるんですが、最新の村上春樹デザインのユニクロTシャツがあって、そのTシャツの文句が「save humans,save cats」なんですよね。 なんかしっくり来ました。どちらがという感じですが。
Posted by