商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2023/02/13 |
| JAN | 9784488286071 |
- 書籍
- 文庫
メナハウス・ホテルの殺人
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メナハウス・ホテルの殺人
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商品レビュー
3.4
13件のお客様レビュー
■旅情ミステリ 裏表紙に「旅情溢れるミステリ」とある。 「旅情ミステリ」とされるものを読んだのは本作が初のため、どういうものが旅情ミステリなのかはわからないが、「旅をしている感じ」のことを言うならば、確かに、エジプトの風土、宿泊した高級ホテルの描写、ピラミッドの見物、市場へのお土...
■旅情ミステリ 裏表紙に「旅情溢れるミステリ」とある。 「旅情ミステリ」とされるものを読んだのは本作が初のため、どういうものが旅情ミステリなのかはわからないが、「旅をしている感じ」のことを言うならば、確かに、エジプトの風土、宿泊した高級ホテルの描写、ピラミッドの見物、市場へのお土産の買い物、ラクダやロバが出走する競馬等、確かに「旅行してるっぽい描写」が常に細かく描写されている。 とにかく風景描写が細かく、多い。 ■ミステリが強い コージー感を感じる作品で、風景描写と並んでミステリ描写が強い。 ミステリに関し、手がかりはゆるいものという印象で、「まあ手がかりなんだろうけど大きい手がかりというより些細な手がかりだな」というものの連発。 多くの些細な手がかりとなる情報が散りばめられている系作品のため、インパクト的に印象に残りづらく、間を空けずに読んだ方が面白く感じると思われる。 納得度や散りばめられた手がかりの回収、意外性というミステリ関係の点でのみ言えば、微妙。 ■スローテンポ 「旅情」「コージーっぽい」ことからスローテンポな印象を受け、各章は短いものの、毎回場面がホテルの部屋から始まるな、といったように、動きの少なさやパターンの同じさからちょっと退屈になる要素がある。 「え!?」となるような描写はほぼ見られず、「これは!」となるような大きな手がかりもほぼ無いに近いため、サスペンス感は全く無く、推理小説感も弱めで、逆に相対的に旅情感やコージー感が強まっているのでは、と思った。 ■唐突感 自分が警察から最も疑われている「と思う」から自分の手で真相を明らかにしよう!というのは、オイオイ急すぎだろwと思うし、不自然。 自分が何とかしなければ確実に自分が逮捕される、とか切迫した状況だというのなら別だが、そんな感じは全然しないのに突然主人公が探偵役と化すのは唐突に感じる。 他にも、脈絡がないというか強引に(事件発生後にもかかわらず)「ピラミッドを見に行こう」「仮装パーティをやります」「市場にお土産を買いに行こう」などが入り込むのも無理矢理感というか唐突さを感じる。 旅情ミステリだから、と言われてしまえばそれまでだが、「事件に全く関係ないと思われたイベントに自分が最容疑者だと自覚しているにもかかわらず脈絡無く参加し、事件のちょっとした手がかりを手に入れる」のはちょっとご都合主義だな、と思ってしまった。
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サクサクと読めるもののそこまで。 エジプトの高級ホテルを舞台にした旅情ミステリだが、全てが予想の範囲内に収まっている。平均的に整いすぎていてどこをどう読んでいいのか正直困る作品だった。シリーズもの? いや次は読まないと思います……。
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