商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/04/05 |
JAN | 9784167920210 |
- 書籍
- 文庫
少年と犬
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少年と犬
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商品レビュー
4.1
249件のお客様レビュー
普段あまり読まないジャンルの小説ですが、高橋文哉さんと西野七瀬さんがW主演される映画の原作ということで読みました。ネタバレにならない程度に感想を記します。様々な登場人物が犬(多聞)と出会って良くも悪くも変わっていく連作短編で、文体も読みやすいのでサクサク読めました。信頼関係のある...
普段あまり読まないジャンルの小説ですが、高橋文哉さんと西野七瀬さんがW主演される映画の原作ということで読みました。ネタバレにならない程度に感想を記します。様々な登場人物が犬(多聞)と出会って良くも悪くも変わっていく連作短編で、文体も読みやすいのでサクサク読めました。信頼関係のある人と犬の繋がりはとても強いんだなと改めて感じた物語でした。最終章だけでも泣けるけど、それまでの多聞の行動を読んできたからこそ最終章はより泣けました。
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これ映画化される本と聞いて気になったのでと読んでいました。犬がちゃんと少年(飼い主)が大好きなんだろうなっと思いました。私は、犬好きなので読んでいてすごい面白かったし、感動しました!
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初読みの作家さん。犯罪小説のイメージがあり避けていたところがあったが直木賞作品ということで読んでみることにした。 多聞が訪れ飼い主になった者は幸せにもなるが不幸にもなる。幸せの上での不幸に見えるのでまあ良いのか。 多聞はただの犬で何の他意もないのだ。 一節毎の結末があまりにあっさ...
初読みの作家さん。犯罪小説のイメージがあり避けていたところがあったが直木賞作品ということで読んでみることにした。 多聞が訪れ飼い主になった者は幸せにもなるが不幸にもなる。幸せの上での不幸に見えるのでまあ良いのか。 多聞はただの犬で何の他意もないのだ。 一節毎の結末があまりにあっさりしているのも新鮮。何で?という感はあったがこのパターンが続くので、瑠衣の話の時に不穏さが漂った。 飼い主が武さんに代わっても大丈夫かとハラハラさせられたが、この話だけはパターンから外れホッとした。罪を犯してない者には何もないのか。 犬が長距離目的をもって移動するのは昔からよく聞く話なので不自然さはなかった。展開がサクサク進みブラックな感はあったが普段読まないジャンルの作家さんの雰囲気が楽しめた。
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