商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学芸出版社 |
発売年月日 | 2023/02/04 |
JAN | 9784761528409 |
- 書籍
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公民連携エージェント
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公民連携エージェント
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
想定していた内容とはまったく違う本を借りてしまったのですが、せっかく借りたので、とりあえず読んでみました。 が、公民連携のあるべき姿の一つを知ることができ、有益な時間となりました。 自分が勤めている会社でも公民連携に関する部署があるのですが、公民連携のあるべき姿と比較すると、自...
想定していた内容とはまったく違う本を借りてしまったのですが、せっかく借りたので、とりあえず読んでみました。 が、公民連携のあるべき姿の一つを知ることができ、有益な時間となりました。 自分が勤めている会社でも公民連携に関する部署があるのですが、公民連携のあるべき姿と比較すると、自分が勤めている会社で言われているそれは、似非公民連携だと思いました。 この本のサブタイトルにもあるように、公民連携においては、「まち」が進むべき姿を描き、その姿を実現するため、公と民がそれぞれ持っているリソースを活かしつつ協力することで、既存の「まち」の価値や魅力と連続性を持つ新たな「まち」の価値や魅力を生み出していくことにあるように思います。 そして、この本には、そのためのヒントがいっぱい詰まっています。 ちなみに、「まち」は、公の規模に応じて、市町村や都道府県を想定してもよいですし、市町村よりもさらに小さなコミュニティや、国レベルを想定してもよいと思います。 が、どのようなレベルの「まち」を想定するとしても、より大きな「まち(公)」が進むべき姿につながる絵を描くことが大切だと思います。 本書の著者の入江さんでいえば、大東市という「まち」の価値や魅力の向上が、日本という「まち」の価値や魅力の向上につながることを常に意識しており、それゆえ、ぶれることなく前進できているように思いました。
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2023年3月に参加した「狂犬ツアー」をきっかけに、「公民連携」による不動産開発の事例を知りたくて購読。 地域全体のことを心から考えて行動する行政マンがいることで、まちづくりというのはここまで進むのかと感嘆。オガール同様、特に金融機関からしっかりと融資を受けて行っていることが印象...
2023年3月に参加した「狂犬ツアー」をきっかけに、「公民連携」による不動産開発の事例を知りたくて購読。 地域全体のことを心から考えて行動する行政マンがいることで、まちづくりというのはここまで進むのかと感嘆。オガール同様、特に金融機関からしっかりと融資を受けて行っていることが印象的で、工事費の削減(VE)や、金融機関の融資姿勢の二転三転もリアルだった。将来的には公営住宅を脱し、民間賃貸住宅となるというのも興味深い。 そしてもちろん、行政マンがいれば進むのかというとそうではなく、「不動産はすべからく公共財」という言葉に象徴されるように、地域の人が地域のことを考えるというのも大変大切だということがよくわかった。夜市や健康事業の取り組みは住民の意識も醸成されないと成り立たない。それを促すのも行政の役割かもしれないが…… いずれにせよ、地域ごとに解決策は全て異なるはずなので、この事例を参考に自分が住む地域ならではの課題解決策を考えていきたいと思いました。特に、高齢化率が5割にもなる地域なので、健康事業……!
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※このレビューにはネタバレを含みます
四條畷のもりねきプロジェクトを中心に、公民連携エージェントという職能論まで記された骨太の一冊。 行政の経営的視点、民間の公共的視点、そのバランスやリスクをとることのできる職能を紹介しながら、公有財産活用の業務発注に対する民間の関わり方にも触れているところが読み応えアリですね。
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